★“半額サービス”に込められた思いとは!? | フードビジネス・コンサルタント 中田雅博の繁盛経営ブログ

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おはようございます。

フードビジネスコンサルタントの中田雅博です。


ある居酒屋グループで実施されている恒例販促の一つに、


◎「生一の日」 があります。

 

なんと“生ビール半額”の日です。

 

でも、ただの“ディスカウント販促”ではありません!


※このお店では「一番美味しい生ビールを提供する」ことを目指しています。

↓↓↓  

ビールサーバーの管理・クレンリネスを徹底することで、いつでも美味しく呑める状態をキープできるのだそうです。注ぎ方の技術もあるんでしょうかね。


『社内コンテスト』まで実施されています。


※定期的に店舗チェックされて、日頃の管理が優れているお店を表彰する仕組みです。本気度が違います!


そういう取り組みの一環として、お客様に「美味しいビールを振る舞まおう!」というのが、『生一の日』なんです。


同じ半額サービスでも、お店の対応は違うと思うんですね。

 ↓↓↓

○単にディスカウントで集客した店は、“さばくサービス”

 ※「安いから売れて当たり前・・・」という対応


○「生一の日」を実施するお店は、“もてなすサービス”

 ※「一番美味しいビールを飲んで欲しい!」という対応


“こういう違い”って、自ずとお客様にも伝わると思うんですね。しかも、ものすごく敏感に感じるじゃないでしょうか。

 ↓↓↓

そして、お客様は、

「ビールが安いから行く店」

  ※裏を返せば、「安くなかったら行かない」となります。      


「美味しいビールが飲める店」

  しかも、「しかも半額で飲める日があるありがたい店」


とを判別するのです。

選ばれる理由が明らかに違いますよね。


同じ“半額サービス”でも中身(主旨・コンセプト)が違えば、大違いです。



感謝!

最後まで、ブログを読んでくださり、

ありがとうございます。