おはようございます。
フードビジネスコンサルタントの中田雅博です。
仕出料理のデリバリーを行う飲食店での話です。
その一環で、「高齢者向け弁当のデリバリー」を展開されていました。
謳い文句は、「高齢者に優しい、ヘルシーな食事の提供」でした。
しかし、思った程の反応はありませでした。
新たに進めていた「お弁当のデリバリー」の拡大。
こちらは、家庭の食事用に加えて、行楽用弁当、○○会の食事用、
会議用弁当と言った、いわゆる“グループ需要”を狙ったものでした。
元々あった【潜在需要】をもっと掘り起こすためにメニューを
パワーアップしたものでした。※ボリューム、バラエティーに、
ちょっと贅沢な要素を加えた弁当メニューでした。
蓋を開けてみると、
高齢者からの注文も、こちらのメニューの方に入ってきたのです。
※先発の「高齢者向け弁当」を注文されていたお客様が
乗り換え注文されるケースもありました。
↓↓↓
☆その方の声を聞いてみると・・・。
「もっとボリュームが欲しい」、「肉系のおかずが欲しい」、
中には、「病院食みたい」という意見がありました。
“高齢者向け=ヘルシー=薄味、少量、魚&野菜中心の食事”
とは限らないということですね。
「まだまだ元気。
しっかり食べて、しっかり遊んで、楽しんで、運動もして
パワフルで、アクティンブな高齢者層も多い」ということですね。
高齢者層、シルバー世代、シニアマーケット・・・等々
そもそも、どこからどこまでがそうなのかということも含めて、
【一括り】にはいかないということですね。
これから、【シニア(高齢者)マーケット】は拡大する一方ですから、
特に、“どんなシニアの方に向けて”という発想が必要に
なってきます。
【繁盛のコツ】
○ターゲットの細分化(より明確化)が必要
感謝!
最後まで、ブログを読んでくださり、
ありがとうございます。