おはようございます。
フードビジネスコンサルタントの中田雅博です。
“『濃厚な味』がヒット商品のキーワードになっている”
というニュースを昨日、目にしました。
濃厚な味」の商品は、確かに良く売れていますね。
我々も飲食店のメニューの一つとして提案しています。
「下品な位・・・!」と(笑) ※いえいえい、大真面目に提案しています!
濃厚な味=インパクトのある味=忘れられない味、
また食べたくなる味であるのは確かですね。
そういえば、このプリンも甘かったなあ!
「とろ~りコク甘」ですって!
この現象を
先輩の飲食コンサルタントが言う、
「商品的時流」という切り口で見ることができます。
※飲食店経営セミナーの講演の一部なので、
断片的ではありますが、以下のように言っていました。
【商品的時流】として
①鮮度・・・その日仕込み、自家製麺
②熟成・・・より本来の味を引き出す
③味変化
・濃厚(よりインパクトのある味)
・ソースだく(ソースたっぷり)
・超・熱(やけどする位!)
・生(乾麺から生麺へ)
・加工力(湯びき、昆布〆)
・ポーション力(はみ出た、めいっぱい)
・本来感(元々の) (丸ごとパルメザンチーズ)
・よりお得(サラダバーからおかずバーへ)
・具だくさん(ゴロゴロとした具とその量)
・保証性(生産者が明確)
④満載感・・・器いっぱい、多種
⑤ストーリー性・・・商品のテーマ、由緒由縁
濃厚な味に限らず、「味の変化」は起きているということです。
※【時流】とは、「お客様の平均的な好みの変化」のことで、
一時の流行とは違います。
また、飲食経験を積んで“ヘビーユーザー化したお客様”は、
“自分好みの味”をより好むようになります。
※「私はこの味が好きだ!」という自分の基準ができてくるのです。
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ですから、また、「ライトユーザー化」体験が必要なのです。
それが、「味の変化」であり、「提供の仕方」であるわけです。
※「こんな食べ方があったの!」、「(説明を聞いて)そうだったの!」
といった具合に、新たな消費動機を促すわけですね。
感謝!
最後まで、ブログを読んでくださり、
ありがとうございます。