レッスン254-256 バッハ パルティータ3番 クーラント 湯山昭 月曜日のソナチネ | 初老精神科医なおざう

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教員をやめ、中年で再受験して、今や初老精神科医。仕事はぼちぼち。ピアノのおけいこ、読書、お酒、その他の日常を記して行きたいと思います。

バッハ パルティータ3番

 

クーラント

ほとんどが2声なので、特別難しい曲ではないのだが、右手、左手とも、低音域から高音域まで幅広く移動するので弾きにくい。

 

附点8分音符にアクセントをつけすぎないように注意すること。むしろ前の16分音符とつなげて柔らかく弾くと良い。

後半14小節目から16小節目、左手のフレーズ、楽譜の指示を守って、下降から上昇の音の変化を意識すること。

 

ちょっと趣向を変えて、現代風の曲をやる。湯山昭氏の月曜日のソナチネ。何年も前に購入した楽譜なのだが、その時はちょっと難しく感じて、そのままになっていた。

今もすらすら弾けるわけではないが、練習すれば弾ける曲になっている。

 

技術的にはそれほど難しい曲ではないのだが、調性が不安定で、弾いていて正しいのか不安になってくる。タッチにそれが現れないようにきっぱりと弾くように。ペダル記号の指定がないところは、自分で考えて入れて良いとのこと。例えば、13小節目は1音ずつ踏むのが良いと思われる。最後の3小節、右手、左手のアルペジオ、和音の連続が難所ではある。アルペジオも和音でとってしっかり練習すると良い。最後から2小節目のペダルはフォルテを強調するためのアクセントでつけるので、短く踏むこと。

普段は電子ピアノで練習しているので、ペダルの練習が足りないと感じる。

 

この曲、弾きこんでみると、結構良い曲である。