初日です。 もう言葉もありません!
空は不安定な曇り空。
本番の時は、ピーカンも困るけど(光が漏れるので)、
台詞が聞こえづらいから、雨もいやだな。
天気が心配。
13時30分。
開場と共に生徒が入ってくる。
セットを見て「すげー!なんだこれ!」とささやき入ってくる生徒たち。
この時点で小さくガッツ。
そうです。
私たち、高校生だから、とか中学生だからとか言って
適当に簡単なセットでごまかしちゃえって考える人たちではないのです。
こんな馬鹿でかいスピーカーも、セットも、みんなの感情を
揺さぶるためには必要なものと思って持ってきているのです。
キャストの人数や費やした稽古の時間。
全てが普通の学校公演では桁違いの規模。
適当にごまかした物や代用したものでは、みんなの心には
響かないと思っているのです。
15時30分 カーテンコール。
泣きはらした目をした生徒さんたちが「ありがとうございました!」と
スタッフにも声をかけて体育館を後にする。
「ありがとうございました!」と返す。
自然に「ありがとうございました!」がこだまする。
うれしい。
その後、びっくりするくらいの数の取材要請を葉子さんが対応し、
岡本ボスは生徒さんとの交流会へ。
最後に生徒会長の女子生徒が手紙を読んで花束を渡した。
驚いたことに、彼女は中越地震で被災していたらしい。
涙をこらえながら、おそらくフラッシュバックする当時の
映像を思い出しながらも必死に手紙を読んでくれる彼女。
今でも家族の悲鳴が耳に残っているという。
今まで絶妙に笑わせつつ会を進行していた岡本ボスも声も出ず聞き入る。
彼女の苦痛を、この舞台を通じて、他の友達が少しでも理解する手助けを出来たなら。。
そう願わずにはいられなかった。
今日は、舞台が終わったと同時に空には虹の橋がかかっていたらしい。
とても象徴的なことに思えた。
分水の生徒さんとの一日は一生忘れられないものになった。
キャストのみんなの顔も晴れ晴れ。
明日からもがんばりましょうね。

