12月に、レキサルティに、うつ病・うつ状態の適応が追加されていました。
取り急ぎ、さっくり記載しておきます。
以下に解説が書かれています。
うつ病の増強療法に用いる非定型抗精神病薬:日経メディカル (nikkeibp.co.jp)
○レキサルティOD錠0.5mg/OD錠1mg/OD錠2mg/錠1mg/錠2mg
【効能・効果】
- 統合失調症
- うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)
【用法・用量】
- 〈統合失調症〉
- 通常、成人にはブレクスピプラゾールとして1日1回1mgから投与を開始した後、4日以上の間隔をあけて増量し、1日1回2mgを経口投与する。
- 〈うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)〉
- 通常、成人にはブレクスピプラゾールとして1日1回1mgを経口投与する。なお、忍容性に問題がなく、十分な効果が認められない場合に限り、1日量2mgに増量することができる。
日経メディカル抜粋させていただくと、
「現在まで、海外では抗うつ効果増強療法に有効な薬剤としては、抗てんかん薬のラモトリギン(ラミクタール他)やカルバマゼピン(テグレトール他)、非定型抗精神病薬のアリピプラゾール(エビリファイ他)などが有効と報告されているが、日本ではアリピプラゾールのみが唯一抗うつ効果増強療法に用いる薬剤として承認されていた。ブレクスピプラゾールは、既存のアリピプラゾールに次ぐ抗うつ効果増強療法に用いることが承認されている非定型抗精神病薬である」
このような使い方の場合の服薬指導については「服薬指導のエッセンス」に記載していますが、改訂版にももちろん残していますので、発売されたら読んでください(苦笑)。
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2021年8月に発売されました
「服薬指導のエッセンス改訂第4版」ですが
2023年8月に売り切れました。
本当に、皆さんのおかげです。
ありがとうございます。
ただ今、改訂版に向けて原稿作成に取り組んでいます。
まだ具体的なことは公表できませんが、お待ちください。
なお、この度、初めて原稿を依頼され、
「新薬情報オフライン」の書籍作成に参加させていただきました。
まもなく発売される予定です。よろしくお願いいたします。
日頃の小ネタはツイッターを参照して下さい。
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