• 15 Oct
    • 自己研修で認定薬剤師の単位を取ってみました

      私、一応、認定薬剤師です。「一応」というのは、業務上必要だから取ったわけで、認定薬剤師の認定方法を考えると、それほど重要な資格でもないし価値もないと個人的に思っています。認定薬剤師になるには、決められた期間に決められた単位を取得する必要があります。おそらく、皆さんは、勉強会に参加したり、e-learningを利用して、単位を取得していると思います。私は、初めて認定薬剤師を申請したときは、全ての単位をe-learningで取りました。研修に出かけることを全て否定するわけではありませんが、とにかく、お金と時間がかかります(苦笑)。薬剤師会主催の勉強会の場合、会員でも500円かかります。非会員なら1000円です。認定薬剤師の更新に必要な30単位を取るには、単純に15000円(非会員で30000円)もかかります。交通費を考えると、もっとかかりますね。学会の場合も、会費や参加費や交通費を考えると、それ相応の金額がかかります。e-learningも、更新の場合は年間8000円くらいなので、3年で24000円もかかります。全てを会社が負担してくれるところもあるかもしれませんが…。少し天邪鬼(?)な私は、「このお金、誰が儲けているんだか」とか思ってしまうのです。もちろん、勉強にお金をかけることは必要なので、全てを否定するわけでありません。私も、必要と判断した本などは、もちろん手に入れます。少し話が逸れましたが、この単位を取得するのに「自己研修」というものがあります。名前の通り、自分で勉強した内容をレポートで申請します。年間5単位まで認められます。そこで、せっかく「服薬指導のエッセンス」という著書を出版したので、申請してみました。レポートには、勉強した内容、目的など、記載する必要があります。私は、「本を執筆した理由と利用状況」、そして、「本の目次」「掲載表の内容」を添付して申請しました。そして、申請から2ヵ月経ち、ようやく5単位を取得できた旨の手紙が届きました。ただ、その手紙には…「書籍を出版したこと、その目次の報告でなく、原稿執筆にあたりご自身が学んだ内容、すなわち、具体的にどのような理解が得られたのか、どのような情報を得たのか、ご自身が学び取った内容を、研修時間に相応した内容として、別途、ご自身でまとめてご記入していただきご申請していただきものです」と記載されていました。正直、自分のレポート力のなさへの注意だとは思います。ただ、実のところ、書籍について、ここまでのレポートを書くのは、非常に時間がかかるので、最低ラインで提出してみたのです(苦笑)。言い方は悪いですが「お試し」ですね。この手紙を読んで、もちろん、研修センターの言いたいことは分かります。ただ、勉強会に出ても、寝ていても90分で1単位。e-learningも流しているだけで90分で1単位。それを考えると、私の今回のレポートでも、十分5単位の価値はあると思うのですがね。おそらく、研修センターの方は、自己研修で単位を発行したくないのかもしれません。非常にうがった見方かもしれませんが…(苦笑)。研修センターとしては、おそらく、お金を使ってほしいのでしょうね。今回は、ひとまず、初回ということで5単位を取得できました。私としては、来年、また自己研修で申請するかは微妙です。でも、薬剤師全体としてどのくらい自己研修の申請があるのか分かりませんが、もっと自己研修での申請があっても良いのでは?と思います。ぜひ、皆さんも、一度挑戦してみてくださいね。http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html薬剤師ランキング

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    • グレープフルーツとの併用に注意を要する薬剤-アメナリーフ等を追加

      ここ最近、更新ネタが少ないので、「グレープフルーツとの併用に注意を要する薬剤」で追加する薬剤があるか、確認してみました(笑)。「服薬指導のエッセンス」にも書いていますが、実際にグレープフルーツを摂ったり、ジュースを飲むことを習慣にしている患者さんは、そこまで多くはありません。ただ、初回投薬時には、念のために確認する必要はあると思っています。今回、新たに追加するのは、ジャクスタピッド、アイクルシグ、アメナリーフの3つ。処方頻度からすると、ジャクスタピッドとアイクルシグは低いですね。ただ、特にアイクルシグは抗がん薬なので、グレープフルーツは摂るべきではないでしょう。ジャクスタピッドも、「投与中は摂取を避けること」となっており、注意が必要です。アメナリーフは、この3つの中では、最も処方頻度が多いかもしれません。ただ、まだ発売されたばかりで、薬価も高いため、処方頻度は未知数です。アメナリーフも、帯状疱疹に使われることを考えると、グレープフルーツの摂取は避けるべきでしょう。それでは、表に追加をお願いします。こちらにアクセスすると大きくなります。https://www.dropbox.com/s/8ulqozx1c3psp4d/%E8%A1%A84-1%20%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%AB%E6%B3%A8%E6%84%8F%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E8%96%AC%E5%89%A4-%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E7%AD%89%E8%BF%BD%E5%8A%A0.pdf?dl=0※テーマ名は、「服薬指導のエッセンス」掲載の章を考慮して「循環器用薬」としました。http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html現在、品薄になっていますが、在庫はまだあるようです。↓登録してみました。薬剤師ランキング

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  • 07 Oct
    • お知らせ

      こんにちは。札幌は、朝晩すっかり寒く、この前は、少しだけストーブを着けてしまいました。さて、このブログ、私の予想以上にたくさんの人にお読みいただき、心から感謝しております。本当に、いつもありがとうございます。今回は、私の著書「服薬指導のエッセンス」の在庫についてのお知らせです。現状、Amazonでは「在庫なし」が続いています。出版社の在庫も品薄らしいですが、これから、書店に配本して売れ残った分の返品があるらしいです(苦笑)。もし、興味のある方は、予約してみてくださいね。いかんせん自費出版なもので、出版数自体が少ないのです。せっかく興味を持って頂いた方には、ご迷惑をおかけしますが、諦めないでくださいね(笑)。そして、もう1つ。現在、エクセルソフトのバグが日本全体で出ており、現状、マイクロソフトが改善するための更新ファイルを作成しているようです。それまで、表を用いた掲載は控えさせて頂きます。と言いましても、そこまで更新する情報はないのですが…(苦笑)。少しの間、更新しない可能性がありますが、今後もよろしくお願い致します。鹿嶋直純http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html

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  • 30 Sep
    • 食事の影響を受ける薬剤(食後投与)ーアメナリーフを追加

      前回紹介した新規抗ヘルペスウイルス薬のアメナリーフ。服用法は1日1回食後となっています。「食後」となっているので、添付文書で食事の影響を調べました。空腹時では、効果が下がる可能性がありそうです。そこで、「服薬指導のエッセンス」掲載の「食事の影響を受ける薬剤(食後投与)」の表に追加することにしました。よろしくお願いします。こちらにアクセスすると大きくなります。https://www.dropbox.com/s/p4vz95h4zwkc3uw/%E8%A1%A813-3%20%E9%A3%9F%E4%BA%8B%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E3%82%92%E5%8F%97%E3%81%91%E3%82%8B%E8%96%AC%E5%89%A4%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%92%E8%BF%BD%E5%8A%A0.pdf?dl=0http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html↓登録してみました。薬剤師ランキング

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    • 新規抗ヘルペス薬のアメリーフが発売

      9月7日に、新規抗ヘルペスウイルス薬のアメナリーフが発売されました。既存の薬剤と違い、1日1回食後の服用(1回400mg=2錠)。さらに、主に糞中に排泄されるので、腎機能に基づく用量調節が不要です。詳細はこちら。http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/201707/552083.html※閲覧するには登録が必要です。「服薬指導のエッセンス」では、P.21で主に帯状疱疹について述べています。「疾患ごとに異なる服用法があり複雑」と記載していますが、服用法の詳細は掲載しませんでした。そこで、主な抗ヘルペス薬の服用をまとめた表を作成してみました。現場で実際に活用するほどの物か分かりませんが、良ければ参考にしてください。こちらにアクセルすると大きくなります。https://www.dropbox.com/s/7emmzza3lw7jh4l/%E6%8A%97%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%9A%E3%82%B9%E8%96%AC%E3%81%AE%E6%9C%8D%E7%94%A8%E6%B3%95.pdf?dl=0http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html↓登録してみました。薬剤師ランキング

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  • 23 Sep
    • BDマイクロファインプラスに新規格が登場

      この前、ふとe-mediceo.comを見ていると、BDマイクロファインプラスに新規格が発売されていることを知りました。新しい規格は32G×6mmで、これで全部で4規格となります。ベクトンのホームページで確認しようとしましたが、現状未掲載。e-mediceo.comでは9月発売となっていますが、本当なのかメーカーに電話してみました。すると、やはり新たに発売しているとのこと。ホームページの更新は、「まだ追いつかず申し訳ありません」と言われました(苦笑)。ちなみに、32Gではすでに4mmが存在しますが、なぜあえて長い物を発売したのか?聞いてみると、「短い針では、液モレすることがあり、それを訴える患者さんの声を反映した」らしいです。私は、さすがに注射したことはないですが、そういうこともあるのですね。でも、4mmでもうまく使えている患者さんがいるということは、液モレする患者さんは、何らかの理由でうまく使えていないのかもしれません。ちなみに、私は、そういう訴えを聞いたことはありません。いきなり、新規格の処方が来るとは考えたくないですが、処方が来たときに慌てることのないよう準備をしておく必要があります。ちなみに、1本15円だそうです。念のため、各自確認してみてくださいね。「服薬指導のエッセンス」には、針の表も掲載しているので、追加しておきます。こちらにアクセスすると大きくなります。https://www.dropbox.com/s/z8mkrcu4v7j5foi/%E8%A1%A85-2%20%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%B3%E8%A3%BD%E5%89%A4%EF%BC%8D%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E8%BF%BD%E5%8A%A0.pdf?dl=0http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html↓登録してみました。薬剤師ランキング

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    • ゼビアックスローションの注意点

      前回のブログで、ゼビアックスローションの性状について触れました。実は、このブログを立ち上げる前の私的なブログで、ゼビアックスについて書いていました。それを思い出したので、転載することにしました。ゼビアックスは、にきびを治療する抗菌薬です。これまで、にきび用の抗菌薬の塗り薬と言えば、アクアチムとダラシンTの2種しかありませんでした。塗り薬とはいえ、漫然と長期間使っていると、耐性菌(抗菌薬が効きにくい菌)が増えてしまいます。実際に、既存のアクアチムやダラシンTの耐性菌も、かなり発見されているようです。私も、割と吹き出物が出るので、ダラシンTを愛用していましたが、最近は効きが悪いような…(苦笑)。そういう意味では、新しい抗菌薬が発売されたことは朗報です(ただ、いずれ耐性菌ができそうですが…)。さて、そのゼビアックスの特徴ですが、性状はローションです。ローションと言えば、垂れてくるイメージがありますが、比較的濃いので、顔にも使えます。どちらかと言うと、ローションというよりは、ゲルのイメージですね。ほかのにきび治療薬と異なるのは、1日1回で済むこと。アクアチムとダラシンTは、基本的には1日2回使います。1日1回なら、いつ使っても良いと思いますよね。実際、効果はいつ使っても同じです。朝の洗顔後か、夜の入浴後というのが一般的です。しかし、実際に使ってみて、驚いたことがありました。朝に塗ってから仕事に出かけました。そして、昼前にトイレで顔を見たら…白くなっている(苦笑)。そのときは下唇の下に塗っていたので、まるで、食べ物をこぼして拭いていないように見えました(汗)。これは、何回塗っても同じだったので、現状ではそういうものなのでしょう。となると、朝に塗るのはお勧めできません。夜1回が妥当だと思います。夜に塗ったら、翌朝に洗顔するので、洗い流すことができますからね。本当に些細なことですが、自分が経験してわかったことです。塗り薬で1日1回の場合、つい、1日2回使ったらもっと効果がいいかもと思ってしまいます。おそらく、ゼビアックスに関しても、1日2回のデータもあるのかもしれません(調べてません)。ただ、1日1回で発売されているからには、1日1回で効果が出るというデータがあるのは間違いないでしょう。ゼビアックスの場合は、残念ながら朝に塗ると白く残るという欠点(?)があります。嫌がおうでも夜1回しか塗れないのが現実ですね(笑)。http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html↓登録してみました。薬剤師ランキング

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    • ステロイド外用薬-無色澄明のローション剤について追記

      つい最近の日経DIのウェブの記事に、フルメタローションの話がありました。http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/ganbare/201709/552426.html※閲覧するには登録が必要です。タイトルは「フルメタローションは頭に染みる」。簡単に要約すると、「フルメタローションは、乳液のローションでなくて、無色透明の液体。イソプロパノール含有で、頭に着けると染みた」という内容。ステロイドのローション剤というと、乳液タイプを思い浮かべます(使用前に振る必要あり)。しかし、一部の薬剤には、無色の液体タイプもあり、「服薬指導のエッセンス」P.280でネリゾナソルーションについて紹介しています(ソルーションだから液体なんですけどね)。今回の日経DIの記事で、フルメタソルーションも透明の液体と知り、「服薬指導のエッセンス」掲載のステロイド外用薬の表の備考欄に追記することにしました。ちなみに、フルメタ、ネリゾナ以外では、デルモベートスカルプローションは無色澄明の粘稠な液体、リンデロンDPゾルも同様です。この2種は「粘稠」なので、サラっとした液体ではないようです。実のところ、私の薬局では在庫していないので、使ったことがありません。機会があれば、ぜひ使ってみたいと思います。フルメタの記事では、「イソプロパノール含有なので染みた」とのこと。デルモベートスカルプローション、リンデロンDPゾルもイソプロパノール含有なので、染みる可能性はありますかね?ちなみに、私は期限切れのネリゾナソルーション(エタノール含有)を使ったことがありますが、確かに少し染みるような印象があります。すごく染みるというわけはないですね。そして、これらは、アルコール含有なので、火気厳禁となっています。ローション剤と言っても、実のところ性状はバラバラ。他では、抗菌薬のダラシンTローションは無色の液体、ゼビアックスローションは透明の粘稠な液体です。私は両方とも使ったことがありますが、ダラシンTローションはサラサラの液体、ゼビアックスローションはトロっとした液体です。やはり、外用薬は自分で使ってみないと分からないことも多いですね。それでは、表に追記をお願いします。なお、表に掲載されているプロパデルムはすでに発売中止になっているので、削除をお願いします。こちらにアクセスすると大きくなります。https://www.dropbox.com/s/s08mqxlxcv6b5dt/%E8%A1%A822-1%20%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E5%A4%96%E7%94%A8%E8%96%AC%E3%83%BC%E8%BF%BD%E8%A8%98.pdf?dl=0http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html↓お気づきかもしれませんが、登録してみました。薬剤師ランキング

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  • 17 Sep
    • アレルギー検査の数値の評価

      この前、患者さんに「アレルギー検査をしたけど、数値の意味がわからない。30というのは、どのくらい高いの? それとも低いの?」と質問されました。実は、私も、スギ花粉やシラカバ花粉のアレルギーを持っており、検査をしたことがあります。しかし、その時、そんなふうに考えませんでした。単純に「やっぱりアレルギーがあるのか」くらいで済ませました(笑)。そこで、ネットで検索してみました。たくさん出てきたのですが、このページを抜粋。http://www.crc-group.co.jp/crc/q_and_a/59.html表を掲載します。表.特異IgE抗体(CAP)のクラス判定とスギ花粉症の季節時発症率 判定  抗体価(UA/mL) クラス 発症率 陽性 100.0以上 6 100% 50.0以上 5 85% 17.5以上 4 50% 3.50以上 3 38% 0.70以上 2 13% 擬陽性 0.35以上 1 3% 陰性 0.34以下 0 〔参考〕大塚博邦、他:アレルギーの臨床 13(10)、1993 数値によって、クラスが0~6に分類されているのですね。そして、このデータによると、あくまでもスギ花粉症についてですが、数値が高くなるほど、発症率も高くなることがわかります。まぁ、当たり前と言えば当たり前ですね。例えば数値が30であったとして、評価のクラスは4で、スギ花粉の場合の発症率は50%。ただ、発症率が50%と言っても、発症する可能性はあるわけで、結局、陽性の場合は常に注意する必要がありますよね。この発症率の数値で、安心はできないと思います。その患者さんは、ハウスダストやダニの数値が30~40で、喘息の治療をしています。食物では、カニ、エビが30~40で、年齢(40歳以上)を考えると、もう食物アレルギーが改善するのは難しいと思われるので、やはり避けたほうが良いでしょう。その患者さん、医師から「カニ、エビは食べないように」と言われたそうで、食べていなければ、いずれアレルギーが改善すると思っていました。年齢的なことを考えても、「改善する可能性は非常に低い」(減感作療法をするわけでもない)ので、摂らないようにと伝えました。15年近い薬剤師歴の中で、アレルギー検査の表を見せられたのは初めてですが、参考にしたいと思います。薬剤師ランキング

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  • 16 Sep
    • 確認カードの確認が必要な抗がん薬ーアイクルシグを追加

      この前、近隣病院の医師から「アイクルシグを在庫できるか?」と問い合わせがありました。この際、アイクルシグが昨年発売された抗がん薬であることは知っていました。ただ、薬剤管理の詳細については、知りませんでした。アイクルシグの詳細はこちら。http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/201611/549070.html?ref=RL3※閲覧するには登録が必要です。医師は「管理が厳しい薬だけど在庫できますか?」と。私は「管理が厳しい薬の場合、通常は発注時に卸から処方元を聞かれます。基本的には処方があってからの発注になりますが…」と答えました。医師は「それでは、MRを行かせます。それで対応できますか?」と。私は「MRから情報をもらって、予め在庫できるか確認します」と答えました。その後、MRからの連絡を待たずに、こちらからMRに連絡しました。どうやら、アイクルシグは、医師のe-learningによる登録が必要で、投薬時には医師が交付するカード(アイクルシグ錠カード)が必要とのこと。その医師の場合は、すでに登録されているらしく、私の薬局が購入できるように卸に手配をしてくれました。実のところ、アイクルシグを発売されている大塚製薬のHPを観ても、薬局の対応について、何の記載もありません。しかし、来局したMRさんは「薬剤師の先生方へ アイクルシグ錠カード運用のお知らせ」という資料をくれました。アイクルシグ自体、繁用される薬剤ではないので、全ての薬局に予め「カード運用」について周知するのは難しいのかもしれません。ただ、今回は、医師が患者さんのことを考えて「在庫してほしい」と言ってくれたから良かったものの、普通は、いきなり処方が来るわけです。私は、近隣病院がアイクルシグを採用していることを知りませんでしたが(私の怠慢かもしれませんが)、採用された時点で、せめて近隣薬局には周知徹底する必要があると思います。この辺り、製薬メーカーの怠慢のように思います。実際、処方箋は、どこの薬局でも有効なわけで、処方が来てから困るのは、我々の前に患者さんでもあります。「服薬指導のエッセンス」では、このような管理の厳しい薬剤の対応について、予め周知しておいたほうが混乱しないと思い、「確認カードの確認の必要な薬剤」について表を掲載しています。今回、アイクルシグを追加しようと思います。もし、お読みになった皆さんで、「この薬剤も該当するよ」というものがありましたら、ぜひ教えてくださいね。こちらにアクセスすると大きくなります。https://www.dropbox.com/s/1var4sna75y3mm2/%E8%A1%A82-2%20%E6%B2%BB%E7%99%82%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E6%8A%97%E3%81%8C%E3%82%93%E8%96%AC%E3%83%BC%E8%BF%BD%E5%8A%A0.pdf?dl=0http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html薬剤師ランキング

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  • 09 Sep
    • アルミニウム剤との併用に注意を要する薬剤-セフゾン・バナンを追加

      「服薬指導のエッセンス」にはアルミニウム剤との併用に注意を要する薬剤の表を掲載しています。最近、セフゾンとバナンの添付文書の併用注意欄に「アルミニウム又はマグネシウム含有の制酸剤」と記載があるのに気付いたので、追加します。掲載表は、アルミゲルの添付文書を参考に作成しましたが、アルミゲルの添付文書には、セフゾン・バナンの記載はありません。添付文書では、このように整合性が取られていないものもあります。この辺り、各メーカーには、整合性が取られるよう、努力してほしいところですね。こちらにアクセスすると大きくなります。https://www.dropbox.com/s/slyvlkinvbk7dg7/%E8%A1%A817-2%20Mg%E3%83%BBFe%E3%83%BBAl%E3%81%A8%E3%81%AE%E4%BD%B5%E7%94%A8%E3%81%AB%E6%B3%A8%E6%84%8F%E3%82%92%E8%A6%81%E3%81%99%E3%82%8B%E8%96%AC%E5%89%A4%E3%83%BC%E8%BF%BD%E5%8A%A02.pdf?dl=0http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html薬剤師ランキング

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    • アクテムラの適応追加に伴う掲載表の改訂

      8月25日付けで、アクテムラの適応に「高安動脈炎、巨細胞性動脈炎」が追加されました。ちなみに、これまでの適応は「関節リウマチ」のみでした。【用法・用量】・関節リウマチ:1回162mgを2週間に1回、効果不十分な場合1週間に1回可・高安動脈炎、巨細胞性動脈炎:1回162mgを1週間に1回「服薬指導のエッセンス」には、「関節リウマチの生物学的製剤の用法」についての表を掲載しています。ただ、これはあくまでも、「関節リウマチ」に対しての用法です。掲載薬剤には、関節リウマチ以外にも適応のあるものがあり、その場合、掲載の用法とは異なる場合があります。関節リウマチ以外の用法については、全てを掲載することができません(対象疾患が多いため)。そこで、念のため、「関節リウマチ以外の場合は用法が異なることがある」と注釈を付けさせて頂きます。なお、シンポニーの用法について、メトトレキサートの併用により用量が異なることがあるので、追記させて頂きます(院外処方にはなりませんが)。こちらにアクセスすると大きくなります。https://www.dropbox.com/s/sed7wkoqpgfcvff/%E8%A1%A812-2%20%E9%96%A2%E7%AF%80%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%9E%E3%83%81%E6%B3%A8%E5%B0%84%E5%89%A4%E3%81%AE%E6%B3%A8%E6%84%8F%E7%82%B9%E3%83%BC%E6%94%B9%E8%A8%82.pdf?dl=0http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html薬剤師ランキング

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  • 02 Sep
    • 避妊する必要のある薬剤-ヴォリブリス・トラクリアを追加

      この前、私が勤める薬局で、ヴォリブリスが処方されました。「肺動脈性高血圧症」の薬で、処方頻度から言うとかなり低い薬剤です。薬価収載は2010年ですが、正直、ほとんど頭に入ってませんでした(苦笑)。同じ作用機序の薬剤には、オプスミット、トラクリアがあります。細かい作用機序は違うのですが、ここでは述べません。オプスミットとトラクリアは、同じ製薬会社から発売されています。トラクリアは相互作用に注意すべき薬剤が多く、今後はほぼ使われないとのこと。この作用機序の薬剤は、オプスミットかヴォリブリスということになりそうです。今回の患者さんは、オプスミットからヴォリブリスへの変更でした。細かい資料を職場に置いてきたので記憶に頼りますが、臨床では、ヴォリブリスの方が効果が良いと言えるらしいです。その分、浮腫や鼻閉などの副作用は起こりやすいとのこと。女性の場合、確実な避妊が必要なので、今回、「服薬指導のエッセンス」P.173掲載の表に追加します。トラクリアも避妊が必要なので、追加することにしました。なお、メーカー作成の「肺動脈性高血圧症」のパンフレットを読んだのですが、この疾患の場合、妊娠を避ける必要があるとのこと。疾患自体の影響で、妊娠を避ける必要があるらしいです。この辺りは、デリケートな問題なので、おそらく、病院で医師から説明を受けていると思われます。調剤薬局では、ほぼ触れる必要はないかもしれないですね。念のため、頭に入れておきましょう。こちらにアクセスすると大きくなります。https://www.dropbox.com/s/bxn5hv8may10dpe/%E8%A1%A812-1%20%E9%81%BF%E5%A6%8A%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E8%96%AC%E5%89%A4%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%AA%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%B9%E8%BF%BD%E5%8A%A0.pdf?dl=0http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html薬剤師ランキング

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    • 主な配合剤-カナリアを追加

      8月30日に、新規配合薬のカナリアが薬価収載されました。配合薬は、元々は降圧薬がほとんどでしたが、最近は糖尿病薬にも及んでますね。カナリアは、名前から予想できますが、カナグルとテネリアの合剤です。これは、記憶能力が落ちている私でも、覚えられるかな(苦笑)。ちなみに、既存薬剤の合剤のため、14日の処方制限はありません。「服薬指導のエッセンス」では、P.62に「主な配合薬」の表を掲載しているので、追加をお願いします。こちらにアクセスすると大きくなります。https://www.dropbox.com/s/ivptb50hnf6xrot/%E8%A1%A84-2%20%E4%B8%BB%E3%81%AA%E9%85%8D%E5%90%88%E8%96%AC%E4%B8%80%E8%A6%A7%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%A2%E8%BF%BD%E5%8A%A0.pdf?dl=0http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html薬剤師ランキング

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    • 食事の影響を受ける薬剤(空腹時投与)-ビプレッソを追加

      8月30日付けで、新規薬剤の薬価収載がありました。その中に、「服薬指導のエッセンス」掲載の表に該当するものがいくつかありましたので、順次更新していきたいと思います。まずはビプレッソ。すでに発売されているクエチアピン(セロクエル)の徐放製剤です。適応は「双極性障害におけるうつ症状の改善」。詳細はこちらを参照してください。http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/201709/552538.html&di=1※閲覧するには登録が必要です。注目すべきところは「1日1回就寝前に、食後2時間以上あけて経口投与する」ところ。食後すぐに服用すると、一気に血中濃度が上がるようなので、徐放性に影響を与えそうです。まだ勉強会などをしていないので、あくまでも添付文書からの予想です。それでは、「服薬指導のエッセンス」P.116の表に追加をお願いします。こちらにアクセスすると大きくなります。https://www.dropbox.com/s/ah5nh37ey7diwzh/%E8%A1%A87-1%20%E9%A3%9F%E4%BA%8B%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF%EF%BC%88%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96%E3%81%AE%E8%96%AC%E5%89%A4%EF%BC%89%EF%BC%8D%E3%83%93%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%BD%E8%BF%BD%E5%8A%A0.pdf?dl=0http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html薬剤師ランキング

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  • 26 Aug
    • ステロイド入り「痔疾用」外用薬の強さ

      またしても日経DIクイズからの記事になりますが…(苦笑)。日経DIクイズは、「ちょっと現場からは遠いな」という内容のもの、対して「そうだったのか」と参考になるものと、非常に内容の差がありますが、けっこう使えるものもあります。今回は、ステロイド入りの痔疾用外用薬のステロイドの強さの話。記事的には「強力ポステリザン」は強力だから強いのか、という話だったと思います。私は、もちろん、痔疾用外用薬には、ステロイド入りのもの、ステロイドの入ってないものなど、あることは知っていました。そして、麻酔成分が入っているもの、入っていないものもありますよね。痔疾用の外用薬の場合、患者さんに「何がいいかな?」とか質問されることもあります。私は、「麻酔成分にアレルギーがあるから、麻酔成分のないものはどれ?」と質問されたことがあります。もちろん、いちいち全てを覚えていませんが、一覧表は用意してます。「服薬指導のエッセンス」には重要度のランクが低いと思い載せませんでした。ちなみに、成分については、e-mediceo.comにすでに表があります。https://www.e-mediceo.com/diweb/common/upload/list/1339140728/eff0270_201708.pdf※閲覧するには、登録が必要です。今回のお話は、ステロイド入り痔疾外用薬のステロイドの強さの話です。恥ずかしながら、ステロイドの成分まで認識していませんでした(苦笑)。ステロイド入りの薬剤は、ネリプロクト、プロクトセディル、強力ポステリザン軟膏、ポステリザンF坐剤です。ちなみに、ポステリザン軟膏はステロイドが入っておらず、1本25gのチューブです。強力ポステリザン軟膏はステロイド入りで、1本2gと30gのものがあります。ステロイドの成分は、ネリプロクトが、ジフルコルトン吉草酸(ネリゾナと同じ)。ほかは、ヒドロコルチゾンでロコイドと同じです。強さから言えば、ネリプロクトが断然強いのですね。そこまでの認識がありませんでした。すでに気付いた方もいるかもしれませんが、「ネリ」プロクトと「ネリ」ゾナ。両方ともバイエルが発売しているのです。私は目から鱗でした。が、同僚には普通に「知ってました」と言われました(苦笑)。痔疾用外用薬の注意点は、私は使うタイミングだと思います。大体が1日1~2回のことが多いですが、普通、朝(排便があるならその後)と寝る前というのが自然ですよね。ところが、朝使うと、問題が発生することもあります(私自身経験あり・苦笑)。例えば朝に塗布した場合、なんと、下着を通り越して衣服に染み出ることがあるのです。注入した場合も、例えば「おなら」をした場合、衣服まで染み出ることがあります。これは生活をする上で大問題。私も、正直、帰宅してズボンを見て焦りました(苦笑)。ちなみに、仕事中は白衣なので見えず、通勤時も鞄で隠されていたので大丈夫だったかと(そう思いたい)。実は、患者さんにも、「おならをしたら出てくるよね」と言われたことがあります。このような場合は、1日1回になりますが、寝る前が一番妥当ですよね。ちょっと話が逸れました。今回、「服薬指導のエッセンス」に掲載している「ステロイド外用薬」の表に、痔疾用外用薬も追加することにしました。また、他にも少し追加した部分がありので、併せて追記しましたので、よろしくお願いします。こちらにアクセスすると大きくなります。https://www.dropbox.com/s/g382imgyim469kh/%E8%A1%A822-1%20%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E5%A4%96%E7%94%A8%E8%96%AC%E3%83%BC%E8%BF%BD%E5%8A%A0.pdf?dl=0http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html薬剤師ランキング

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  • 18 Aug
    • クレナフィン爪外用液は1本で何週間分?

      この前、クレナフィン爪外用液が初めて処方された患者さんがいました。内服薬は56日分の処方。クレナフィンは2本の処方でした。その患者さん、「手にも足にも使うから、10本くらいには塗る」とのこと。「2本じゃ、2ヵ月と考えると足りないよね?」と。私は、正直なところ、1本で何週間使えるのか知らなかったので、調べてみました。ネットで検索すると、複数の薬剤師が取り上げていました。メーカーに確認したところによると、1本辺り「5枚の爪に塗って約2週間分」とのこと。私が忙しかったので、電話で細かいデータは聞きませんでした。後日、メーカーのHPを見ると、「参考として…患者さんの平均罹患枚数は3.8枚であり、2週間の平均使用量は約2.5mLでした」とあるので、これが根拠になっているのでしょうね。これを考えると、私が担当した患者さんは、2本では明らかに足りなくなります。そこで、疑義照会してみたのですが…返答は「2本のままで」でした(苦笑)。薬剤部を通しての疑義照会なので、その理由までは不明でした。患者さんには事実をお伝えし、「実際使ってみて、どのくらいの期間でなくなるか、確認してみてください。足らないようだったら、次回先生と相談してください」と言うのが精一杯でした。ちなみに、クレナフィンは1本5900.7円だそうです。高い!ひょっとすると、2本しか処方しなかったのは、これが原因か、とも思ってしまいました。さて、爪白癬用の外用液にはルコナック爪外用液もあります。私の薬局には在庫していません。ルコナックは、1本辺り「爪10枚で約2週間分」だそうです(日経DI 2017.04 030を参照)。細かいデータは書きませんが、気になる方は日経DIを参照してください。ちなみに、ルコナックはクレナフィンのようにハケで塗る形状でなく、先端を爪に押しつけると薬液が出てくる形状とのこと。この辺りも、投薬する際には、もちろん指導する必要がありますね。参考までに1本3492.3円。クレナフィンよりは安いようです。http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html薬剤師ランキング

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    • ジェイゾロフトに間欠投与があった!

      私の薬局にお見えになる患者さんに、3ヵ月に1回くらい、ジェイゾロフトが処方される患者さんがいます(1回に何日分かは忘れてしまいました)。処方からすると、明らかに飲んだり飲まなかったりを繰り返すことになります。例えば1日おきかなとも考えましたが、日数が合いません。正直、この処方について、掘り下げてカウンセリングすることができていませんでした。というのも、精神科の患者さんで、こちらが、あまり掘り下げてカウンセリングするのは避けたほうがいいな、と判断していた患者さんだからです。そんな中、この前、日経DIの6月号のDIクイズを読んでいると…なんとジェイゾロフトの間欠投与について記事があったのです(日経DI 2017.06 PE042)。これを書いた薬剤師さん、処方を経験したことがあったのですかね?結論を言うと、月経前症候群(PMS)の治療に、ジェイゾロフトが間欠投与されることがあるとのこと。現在では、精神症状が強いPMSのことを「月経前不快気分障害(PMDD)」と言うらしいです。日本では2013年に『エビデンスに基づいたPMDDの薬物治療ガイドライン』が発表されています。そこには、PMDDに対し、ジェイゾロフト、パキシル、レクサプロ、デプロメールなどが第一選択として使われると記載されています。服用期間は、症状に応じて、連日で続ける場合と、月経前の黄体期のみ間欠投与する場合があるとのこと。「ジェイゾロフトなどが間欠投与で効果があるのか?」と思ってしまいますが、PMDDの場合、効果発現までの期間が短く、急に服薬を中断しても離脱症状が問題になることはないらしいです。ちなみに、ネットを検索すると、普通に記事が出てきます。PMDDについての本のファイルを見つけましたが、著作権に触れると怖いので、載せるのは止めておきます。私の薬局に見える患者さんが、PMDDに対してジェイゾロフトが処方されているのかは不明です。もちろん聞けば教えてくれるかもしれませんが、PMDDという可能性も考えると、聞くのは控えようと思います。でも、こういう飲み方もあるということで、少し安心したことは確かです。余談ですが、以前、てんかんの女性の患者さんが、月経前にてんかん発作がひどくなるということで、ダイアモックスを処方されていました。ダイアモックスは、てんかんにもPMSにも適応があります。確か、月経前だけ服用するとのことでした。薬って、本当にいろいろな使い方があるのですね(しょっちゅう書いてる?・苦笑)。http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html薬剤師ランキング

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  • 05 Aug
    • 検査値あれこれ

      最近、検査値についていろいろ考える機会がありました。「服薬指導のエッセンス」では、P.79に、主な検査値を掲載しています。この前、自分自身が血液検査をしたこともあり、気付いたことがありました。まずは、単位です。一部、一般的に使われる単位と違う物を発見しました。例えば、血球成分の白血球、赤血球、血小板については、単位の桁数により、数値自体が変わってきます。そこで、一般的に使われる単位(桁数)に訂正することにしました。例)白血球数 3.9~9.7×(10の9条)/L→3900~9700/μLもう1つは、無機質イオンの単位。1価イオンについては、1mol=1Eqとなります。そこで、Na、K、Clの単位をmmol/L→mEq/Lに訂正します。数値は同じです。さらに、腎機能値については、尿素窒素、クレアチニンのみ掲載しています。ただ、実際には、クレアチニンクリアランス(CCr)や推定糸球体ろ過率(eGFR)も用いられます。実は、初校時に載せようかと迷ったのですが、間に合いませんでした。この分野については、これだけで1章作れそうなのですが、ひとまず、表に追加します。最後に、低カリウム血症の症状について、訂正しました。この前、日経DIの1月号を読んでいまして、低カリウム血症について掲載されていました。この記事は、総合診療医が、様々な症状について、解説しています。とてもおもしろい記事なのですが、多忙な調剤薬局の現場で、ここまでできるかというと疑問。あ、記事の内容を批判しているわけではありません。ただ、低カリウム血症のレッドフラッグサインなどは、勉強になりましたので、訂正することにしました。さて、最近、実際に検査値についていろいろ考えることがありました。まずは、患者さんに「白血球数が8500から4000に下がった。白血球数を増やす方法はありますか?」と聞かれました。基準値を見ると、8500も4000も基準値内ですよね。それに、私自身も経験がありますが、採血の時期により、けっこうバラつきがあります。体調に関係のないわずかな細菌感染などの影響なのかもしれないですね。患者さんには「どちらも基準内ですし、白血球数は体調により上下するので、心配することはないと思います。極端に白血球数が減った場合は、もちろん薬で治療することがありますが、全くその必要はないでしょう」とお伝えしました。そして、自分自身の話ですが、今回、血液検査のクレアチニン値で引っかかりました。その値が、1.14。「服薬指導のエッセンス」掲載の基準値は0.6~1.0。ちなみに、下二桁まで基準値を書いてあるものもあり、私がもらった検査値表の基準値は0.65~1.09。私の1.14という数値は、一見、誤差範囲にも思えるのですが、クレアチン値というのは、数値でわかるように、非常に少ない数値での評価になるのですね。だから、少しの上昇でも注意する必要があるとのこと。ちなみに、ある学会の基準値では、1.5以上で中等度の障害と書かれていました。少し驚きというか、私の勉強不足です。そして、インターネットで私のeGFRを計算してみました(年齢・性別・クレアチニン値を入力)。すると、結果は…55。あれ? 中等度障害やん(苦笑)。正直、少しショックというか、なんというか…。とりあえず3ヵ月後に再検査と言われています。まず大丈夫だとは思っていますが、再検査します。こう考えると、なかなか検査値というのも奥が深いですね(検査値だけの本があるくらいですからね)。基準値を知ってても、どのくらい外れると注意が必要なのか…というのは、数値によってかなり異なります。この辺りは、もっと勉強しないといけないと思い知らされました。では、「服薬指導のエッセンス」掲載表の訂正・追加部分です。こちらにアクセスすると大きくなります。https://www.dropbox.com/s/fgddtbzc24djqcp/%E8%A1%A85-1%20%E4%BB%A3%E8%AC%9D%E9%96%A2%E4%BF%82%E3%81%AE%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E5%80%A4%EF%BC%86%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%8F%E3%81%B9%E3%81%8D%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E5%80%A4%E3%83%BC%E8%BF%BD%E5%8A%A0%E3%83%BB%E8%A8%82%E6%AD%A3.pdf?dl=0http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html薬剤師ランキング

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  • 29 Jul
    • リスパダール・エビリファイの「内用液」を飲んだ後に牛乳を飲んだら?

      この前、エビリファイ内用液を飲んでいる患者さんに、「薬を飲んだ後に牛乳を飲んでいるのですが、大丈夫ですか?」と聞かれました。問題となるのは2点。①エビリファイ内用液は、混ぜてはいけない飲み物などがあるが、牛乳は大丈夫?②薬を飲んだ後に、胃の中で混ざる場合はどうなのか?ちなみに、添付文書を見ると…エビリファイ内用液を混ぜてはいけない飲み物・煮沸していない水道水・茶葉由来飲料(紅茶、ウーロン茶、緑茶、玄米茶等)及び味噌汁・一部のミネラルウォーター(硬度の高いものなど)(全て含量低下)リスパダール内用液を混ぜてはいけない飲み物・茶葉抽出飲料(紅茶、烏龍茶、日本茶等)及びコーラ(含量低下)牛乳ほどのメジャーな飲み物が載っていないということは、大丈夫なんだろうと予想できますが、念のためメーカーに確認。結論として、牛乳は大丈夫だそうです(24時間は安定)。次に、②の薬を飲んだ後に、胃の中で混ざるとどうなるのか?もし、私が内用液を飲むなら、あらかじめ飲み物に溶かすよりは、薬を単独で飲んだあとに他の飲み物を飲む、という方法を選択します。その方が簡単じゃないですか?そこでメーカーに確認。予想していた通り「データはない」そうです。となると返答も予想通り。「胃の中で混ざることも避けた方が良い」。あくまでも予想ですが、胃の中で混ざっても、同様の含量低下が起こり得るということです。ちなみに、リスパダール内用液のメーカーからは、「Tmaxまでの間(50分)は避けた方が安心」と言われました。同じように考えると、エビリファイ内用液のTmaxは約2.6時間。長くね?(苦笑)。そこまで厳密に時間を指導すべきかは微妙ですが、リスパダール内用液は約1時間、エビリファイ内用液は約2時間は避ける(食事の影響を受ける薬剤でも食後2時間後で大丈夫)ということで良いと思います。この飲み物の影響は「ジェネリックでも基本的に同じ」です。ただ、例えば『アリピプラゾール内用液「明治」』は「麦茶、はと麦茶、牛乳、コーヒー、オレンジジュース」もダメだそうです。ちなみに、エビリファイ内用液のメーカーからは牛乳は大丈夫と言われましたが、実験に用いた牛乳は「明治のおしいい牛乳」だそうです。なのに『アリピプラゾール内用液「明治」』は牛乳がダメなんて…(苦笑)。話が逸れましたが、在庫しているジェネリックについて、調べておく必要がありますね。備考ですが、他のHPに、「飲み物と混ぜた場合にどのくらい含量が低下するか」というデータもありました。興味のある方は参照してください。http://yakuzaic.com/archives/3297http://www.tokyotosho.co.jp/info/syu/y08.html薬剤師ランキング

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