先週、全く存じ上げない薬局の薬剤師から電話がありました。
他局薬剤師:
「そちらにおかかりの患者さんが、点眼薬をもらいにうちにお見えになりました。
お薬手帳を拝見したら、そちらでクラリスロマイシンを何回かお渡ししていますが、
違う薬局からベルソムラの処方があるようです。確認されましたでしょうか?」
その日、クラリスロマイシンを投薬したのは私でした。記憶も鮮明にありました。
お薬手帳ももちろん確認し、うちの薬歴に登録されているものと変更のないことを確かめました。
しかし、ベルソムラの服用については記録されておらず…。
私:「すいません。お薬手帳は確認したのですが、ベルソムラの服用について見落としていたようです。
わざわざご連絡ありがとうございました」
んー、投薬時にお薬手帳をチェックする際、遡るのが甘かったのかなぁ、と反省。
私は、他局が2回りするくらいまでは遡って確認するのですが、もっと前の処方だったのかも知れません。
ひとまず、患者さんに電話で連絡することにしました。
患:「寝る前の眠剤なんて飲んでないよ。飲まなくても眠れているから」
どういうことやねん??????
とりあえず、現状、体調や生活は問題ないようなので、次回、お薬手帳をしっかり確認することにします。
それにしても、他局の薬剤師、手帳だけでクラリスロマイシンとベルソムラの禁忌に気付くなんて、「勉強している人やなぁ、よく気付いたなぁ」と感心。うちの薬剤師に話したら、「忙しい時に気付けるかは自信ないですね」と。私も、正直、絶対に気付くかは自信ないです(苦笑)。
「服薬指導のエッセンス」には、「精神神経薬と併用禁忌の薬剤」表を掲載しています。
自分で重要だと思って作ったのに、穴になるとは情けない限りですが…。
もう一度、ここで確認しておきたいと思います。
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