拉致問題解決のために、昨年、有志の皆様と街頭にて啓発活動したことはお伝えしましたが、その際、若者の反応がなかなか厳しかったことを直接肌で感じました。
(もちろんチラシを受け取ってくださった方もいましたよ)

大人になって何かのきっかけで知るのではなく、
子供の時からこうした問題があることを理解してもらい、そして解決に向けて国民みなで一致団結できればと願っています。

国は若年層への啓発としてアニメ「めぐみ」を製作し、全国の小中高そして特別支援学校約40000校に配布しております。
(ちなみにフリー素材なのでHPからダウンロードもできます。)

この利活用について広島県はどうなっているのか気になるところではありますが、県内の学校の半分も利活用されておりません。
令和元年 609校中223
令和二年 586校中243
(広島市は除く)

県教委としても各校に上映するよう通知を出すなりしていますが、スルーされているのか、上記の状態です。

コロナの影響もありましたし、学校も大変なのは理解しています。なので、今、ここで少ないことを追及するつもりはありません。ただ、例えば年間シラバス策定の中でどれだけ考慮されているのかとか、前年は放映したが今年はしていないならまだしも、一度もそうしたことをしていない学校がどれくらいあるのかは気になります。

ちなみに県立校では今年度ここまで、呉三津田、世羅、三次青陵、西条農業、沼隈特支が視聴されています。
例年、視聴している学校は年明けからが多いみたいなのでここから増えていくと思います。

無辜なる家族がある日突然引き裂かれたこの問題について、どうか若者たちにも知ってもらい、そして解決に向け共に声をあげる応援団になってもらうことを期待しています。

そして何より、国会議員の先生方、どうか解決策に向けご尽力をお願いします。