おはようございます。緒方直之です。


【asahi.com】より

今年は、年間を通じて1件も死刑が執行されない年となることが、

法務省への取材でわかった。

昨年7月に千葉景子法相(当時)が民主党政権下で初めて執行した後は途絶えており、1992年以来、19年ぶりに「執行ゼロ」の年となる。


刑事訴訟法の規定では執行には法相の命令が必要で、命令があってから5日以内に行われる。複数の同省関係者によると、平岡秀夫法相が年内に執行を命じる動きはないという。


平岡法相は27日の閣議後の記者会見で、年内の執行について「検討しているかは答えを差し控える」としたうえで、「人の生命を絶つ極めて重大な刑罰で、慎重な態度で臨む必要がある」と述べた。19年ぶりに執行のない年になる可能性を問われ、「それ自体に大きな意味があるとは受け止めてはいない」と語った。


もう、言葉もないというかなんというか・・


人の生命を絶つ極めて重大な刑罰?

でも、その刑を求刑される人は軒並み

人の生命・財産を非人道的に奪ってきたんではないでしょうか・・


そして、一年間刑の執行のないこと自体に意味はないと言われていますが、

一年うんぬんではなく、就任してから今までの間に執行していないことの方が

大きな問題だということを認識すべきです。


なぜしないのか?


個人の考えとして死刑制度反対なのは構いませんが、

法務大臣として、定められた死刑執行を

行わないのならば、やはり当初から思っていましたが辞任すべきです。


様々な見地から死刑制度について国民的議論がなされることは

いいことだと思いますが、死刑制度だけでなく

他の量刑も含めて、あくまで日本国内のことであり、

海外での死刑制度の有無を判断基準にする必要はないと思います。


日本の無期懲役は、「無期」懲役じゃないですから。


終身刑の導入も含め検討すべきだと思います。



ではまた更新します。