インターン生の原崎香菜です。
先日、動物管理センターの見学に行きました。
管理センターは大きく分けて
・狂犬病予防業務
・動物愛護管理業務
の2つの業務があります。
動物の保護・引き取り、譲渡・殺処分も行っています。
譲渡や返還よりも殺処分される割合の方が高いのが現状です。
理由の1つとして広島市民でなければ、譲渡出来ないということがあります。これは他市他県に譲渡した場合、把握しきれなくなるからだそうです。
団体に譲渡することによって他県の方にも譲渡出来るようになり、改善されてきているようでした。
殺処分の方法について
“現在は二酸化炭素を使用して処分なさっていますが、安楽死に近い方法で処分出来ないのですか?”
と質問させて頂いたのですが、お金や人手が足りないので難しいそうです。
中には人間が大変なのに動物に構っていられるか。と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、保護されている動物たちは私たち人間に捨てられたから管理センターにいるのです。責任をもって飼っていればこんなことにはならないと思います。
可愛くなくなったから、経済的に飼えなくなったからなど理由は様々ですが、捨てるのではなく次の飼い主を探すということをしてほしいと思いました。
職員の方々も悔しい、やりきれない思いでいっぱいだと思います。
今回学んだこと、感じたことを周りの人に伝え、少しでも多くの尊
い命が救えれば良いと思います。