広島大学の松田充です。
今日のインターンシップは午前中に常任委員会を傍聴し、
午後からは広島県信用保証協会の妹尾会長とお会いし、
お話をさせていただきました。
午前中の常任委員会では建設委員会を傍聴しました。
様々なことが疑問される中で、私が気になったことは
「新たな総合計画(ビジョン)」です。
広島県民全員が広島に生まれ、広島に育ち、広島が良いと思える
広島づくりを目指した、10年を1つのスパンとする総合計画なのだという
説明がなされていました。
私が関西から広島に来て、広島県民は
広島にあまり誇りを持っていないのかなと感じることがあります。
具体的には大学の友達がよく「広島なんて…」という言葉を口にしたりするのです。
この広島県の「新たな総合計画」で
広島県民の方々が広島県に誇りを持てるようになれれば、
それはお金では計れない価値があることだと思いました。
午後からは広島県信用保証協会の妹尾会長とお会いさせていただきました。
普通なら学生がお話をさせていただけるような方ではないので、
お会いするまではとても緊張していましたが、色々なことを本当に丁寧に
説明していただき、とても勉強になりました。
最初に、広島信用保証協会とは中小企業が金融機関から
事業に必要な資金を借りる時に保証人となり、金融機関からの借入をしやすくすることを目的としているため、公的な性格を有している保証機関だ、と説明していただきました。
社員は子会社もあわせて170名ほどということでした。
他には広島には約10万の中小企業があり、そのうちの4万ほどの企業が
広島県信用保証協会を利用しているということも説明していただきました。
今までこのような仕事をしている会社があることはまったく知りませんでしたが、
お話をさせていただいて、広島県信用保証協会がとても大切な仕事をなされているということがわかりました。
僕が妹尾会長とお話をさせていただいて、印象に残ったことは、
「一番大切なのは広島を愛し、広島を良くしようとする心」とおっしゃったことです。
そのパッションを持っていれば仕事のスキルはいくらでも伸ばすことができるし、
人材はいくらでも育つということでした。
様々な経験があり、人の上に立っておられる方の言葉は
本当に重みがあるものでした。
私はまだ学生で、社会に出るまでにはまだしばらく時間がありますが、
社会に出るときは日本を良くしようとする気持ちだけは
絶対に大切にしようと思いました。
長くなりましたが、本当に貴重な経験をすることができた1日でした。