自民党清和会、いわゆる安倍派を中心としたパーティー券のキックバック裏金問題は結局一部議員の逮捕と会計責任者の起訴、そして派閥解散という結末を迎えた。

 

安倍派幹部議員は特捜部の聴取に対し「キックバックは派閥会長と会計責任者案件だった」と話したとい言い、まさに安倍元総理、細田元衆院議長と言う、この世を去った共に恩人のせいにしたような格好となった。

 

岸田派二階派安倍派解散となったが、派閥が悪いのではなく裏金作りをしていたことが問題で派閥解散は性急なその場しのぎにも見える。

 

 

報道によれば、2022年4月、派閥会長だった安倍元総理はこのキックバックをに対し即座に改めるよう指示を出し、いったんはやめることにしたものの、7月の暗殺後それが覆り継続されたとある。安倍元総理はキックバックをやめさせようとしていたのである。

 

それなのに安倍元総理がまいた種とも言える幹部の人たちのこの言い草に、安倍元総理は草葉の陰で今何を思うのだろう。ほとほとあきれた

 

 

してマスコミの「安倍派」これもおかしい。安倍総理が率先して裏金作りをしていたならそう呼んでもよかろうが、真相は真逆である。

この安倍派の呼び方は左寄りのマスメディアの「安倍総理の功績潰し」であり、「安倍=悪」というイメージ戦略だと思う。

 

本来なら政権交代するほどの大問題であるが、野党がダメ推るのでありより一層政治不信に拍車がかかる。自民党もだめだが今の立件民主党になど二度と政権は任せられない。

この混乱で喜んでいるのは中国や北朝鮮だろう。

日本の政治空白は許されない。揚げ足取りばかりに気を取られている暇はない。

日本政治の立て直しが急務だ。