https://www.sameshima.jp/ (鮫島病院HP)
 
私は20年来の潰瘍性大腸炎患者で鹿児島市の鮫島病院にお世話になっています。潰瘍性大腸炎とは自己免疫が何らかの異常により自分の長を攻撃してしまう免疫不全で指定難病を受けています。完治はせず原因も不明の病気です。よい期間を維持できるか、いわゆる寛解期を長く過ごせるかがこの病との共存方です。
 
暗殺された安倍総理も同じ病気であり、そのご縁で一度だけお話をさせて戴いた話はこちら↓
20年前、一度は違う病院で手術を勧められましたがセカンドオピニオンで鮫島病院にたどり着き、いろいろな治療をしていただき今は安定した状態が続く寛解期を向けえています。
 
今回の入院はその潰瘍性大腸炎ではなく、急性胆嚢炎の摘出手術でお世話になりました。
2か月前に胃痛がして検査したところ、胃ではなく胆嚢に炎症があるとのこと、精密検査をしたところ、結石はできてないものの胆嚢内に泥、砂がたまり痛みが出たとのことで、摘出手術をしたほうがいいという事で手術の運びとなりました。胆嚢はなくてもさほど問題ないとのことです。
 
 
9月5日午前に人生初の全身麻酔での腹腔鏡手術。手術は成功し無事摘出できました。
ただその日、丸一日がきつかった。
傷の痛みはさほどありませんでしたが、尿道カテーテルの違和感と点滴でベッドから動けず、背中がめちゃくちゃ痛くて・・・それでも、手術翌日には歩いて部屋移動し、おかゆも食べ、日に日に痛みも和らぎ回復しました。
 
その間、スマホ、テレビはさほど使用せず購入していたものの読めていなかった安倍総理関連の本を読破しました!我ながらこれは本当にいい時間の過ごし方をしたなと思いました。
 
入院終盤では、dayルーム(共用のテレビがあったり自販機などがあるくつろぐスペース)で出会った、先日大腸カメラをしたところ私と同じ潰瘍性大腸炎ではないかということでもう一度精密検査をするので不安だという20代の方と出会い、病気の先輩としての心構え(笑)を話したりするなどし交流しました。
やはり難病であること、完治はしないこと、薬は一生飲み続けなければならないことなど不安を抱えていました。
 
話をして振り返ると20年前、私の頃はステロイド治療が主でほかに選択肢がなく正直大変でしたが、今は医療の進歩で様々な治療薬ができていることなど実感することができました。
その方の不安は自分事のようによくわかったので話ができ少しでも力になれたらいいなと思います。
 
病院の先生をはじめ看護師の方々は大変良くしてくださり大変ありがたかったです。今後ともよろしくお願いします。
 
病院食も味は薄いのは仕方ありませんがとてもおいしく食事が毎回の楽しみでした。
ありがとうございました。
 
大学時代の友人と「40過ぎるとガタが来るね」と話をしたところ友人も同感だと話していました。
 
先月は母の入院、今月は自身の手術と本当に改めて健康第一と実感しました。皆さん、本当に健康は大事です!
不調を感じたら、いえ感じる前にしっかり検査を受けましょう!
 
以下、食事の写真です。どれも美味しかったです。