トルコで起きた地震では死者が1万人を超える大惨事となっている。

地震の映像を見ると大きな建物がぺちゃんこに潰れる衝撃的な様子がうかがえる。

 

トルコは地震が頻繁に起こる国であるにも関わらず国全体の建物が地震に強い耐震構造になっていないのではないかと感じた。

今、日本はもとより世界中、戦時中であるあのウクライナも国際救援隊を送り懸命な救助作業が続いている。

現状の支援も大変重要であるが、先を見据えた支援が欠かせないと思う。

 

トルコと日本は1890年に起きたトルコのエルトゥールル号遭難事故で日本人が賢明な救助活動を行ったことをきっかけにずっと友好関係を築いてきた。

日本は古くは関東大震災、その後阪神大震災、東日本大震災という大きな地震を経験し、国全体の建物の耐震基準は世界一ともいわれノウハウもある。また地震に対する備えであったり、国民の防災意識も高い。そういったものをトルコに伝え地震に強い国づくりを支える事が日本にしかできない支援ではないかと考える。そしてさらに友好関係を強固なものにしていけるといいと思う。