私も公募委員を務める垂水市庁舎等の在り方検討委員会が6/28に開催され、現在の垂水市役所はなるべく早期の耐震化をしたほうがよいとの意見書を市当局に提出した。

それを受け市議会も早期の耐震化を承認した。

事の発端は現市役所の老朽化に伴い新庁舎建設計画が持ち上がったおととし、計画の賛否を問う住民投票で計画反対多数となったことを受け白紙化された。

それに伴い、鹿児島県からの命令で現市役所を耐震診断をした結果、耐震しないといけない事が判明した。

新庁舎を建てるにも住民投票の結果で白紙化が決まっており建てるめども立たず、現市役所を耐震化して使い続ける事となった。

検討委員会では一般公募の委員の他、建築の専門家が様々な議論を行い、なるべく費用が掛からず外観を損ねない補強工事を選択した。

今後は耐震化計画を策定したのち工事、完了となる。

今度はこの耐震化した庁舎をどの程度使用するかや、根本的に新庁舎はどうするのかというまさにあり方について長い時間をかけ議論がなされる事と思う。

私たち検討委員会は情報公開をより徹底し、当局にも積極的な情報発信をお願いし市民の皆さんと一緒に新庁舎の在り方を考えていきたい。