安倍政権時代に全世帯に布マスクを配布した政策、通称アベノマスク。

結果的に布マスクでは大きなウィルス予防効果は期待できず現在では不織布マスクを推奨してはいるし、この政策には無駄だという批判が相次いだ。

 

一方でアレルギーで不織布マスクを付けられない人には重宝され、布マスクの配布等

により需要が抑制された結果、店頭の品薄状況が徐々に改善をされ、上昇していたマスク価格も抑制される等、一定の効果はあったと評価する声もある。

 

今年に入りそのマスクの在庫分8000万枚を有効利用しようと希望者を募ったところ2億8850万枚分の申し込みがあったそうだ。

ネット等で希望者の声を聞くとガーゼ代わりに使っている、種床として使う等様々な使われ方で活用されている。

その声の中でも貧困でマスクを買えない人が布マスクを希望しているというのを知って日本の貧困状況を目の当たりにした。

私にも届いたが交流のある障害者施設や子ども食堂関係者の方々へ寄付した。配送費用も5億円ほどかかりこれまた批判があったが、そのまま廃棄するより配送料はかかっても「もったいない」精神で活用されたことは良いことだと思う。