今月小学生が横断歩道を横断中に車にはねられる事故が県内で相次いだ。

子供を持つ親としては大変心配な出来事であると同時に、運転者としても気を付けないとと気を引き締める出来事であった。

 

2月16日付の本紙の記事で鹿児島横断歩道や停止線、中央線や車道境界線を表す白線(道路標示、区画線)の経年劣化により消えたり見えづらい状況が目立つという記事をみた。

 

車両が通行により経年劣化することは知っていたが、さらに鹿児島ならではの桜島の火山灰が関係している事は初めて知ったと同時になるほどと納得したものである。

 

運転者、歩行者が注意して安全運転をしたり、通行に注意をするのは大前提であるが事故防止の観点からみれば、道路の白線が見えづらいというのも問題であるように思う。

 

厳しい財政状況で予算が限られそれらの整備が厳しいことは重々承知しているが、先に述べた横断歩道横断時の事故が多発している現状、そして間もなく4月になれば通学に慣れない1年生が登下校し始める。

 

せめて通学路の横断歩道を重点的に白線の塗り直しや目立つ色への変更を検討してもらえないだろうか。大人ができることを全部やり、子供たちの安全確保を図ってほしい。