トンガ王国の海底火山噴火の影響で津波が日本を含め世界各地で観測された。

 

いまだ被害や状況の全容がわからないが、トンガの皆さんは東日本大震災発災時に義援金や温かいメッセージを日本に送ってくださったことが再注目されている。私たちも恩返しで今できることをしたいと思う。

 

さて、今回の海底火山噴火で数百キロ離れた遠い日本でも一時津波警報が出るなど影響が大きく沿岸沿いの人々は非難を余儀なくされた。

夜中の津波警報であったため着の身着のまま高台へ逃げたという人も多かったそうだが奄美市では高台へ避難する人々の車で渋滞が発生しスムーズに避難できなかったという事態が起こったそうだ。

 

地震や津波はいつどこで起こるかわからない。津波の怖さは東日本大震災で思い知っているからこそ迅速な非難が欠かせないが今回の事態は検証の必要があるのではないか。

 

南海トラフ地震も数十年以内に必ず起こると言われている。

また私たちは桜島という活火山とともに生活している。

桜島大正大噴火から108年の去る1月12日は各地で避難訓練も毎年行われているが、

トンガの火山噴火を目の当たりにし私たちも今一度災害に備えることが大事ではないか。