四国旅・裏話その3
前回紹介した旧三繩発電所遺構の横に、小さな小屋があった。
この写真を撮った背中側に、
ログハウス?ありけり。
名を珍竹林と申す。
旧三繩発電所の説明書きがある。
ふむ、なるほど。
入口の格子から中を覗くと、
見事な廃墟。
残留物の宝庫。
古めかしい道具のオンパレード。
簑や糸車、冷凍室付きの冷蔵庫など。
食器棚には調味料が残っていた。
珍竹林という名の、レトロを基調とした食事処?だったのだろうか。
現役で使っていた道具の集合だとしたら、少し時代幅が広過ぎる。
ただ小さな炊事場しか見当たらない。
振り子付き掛け時計、囲炉裏の跡、天狗、
『珍竹の出逢楽しや蟬しぐれ』、
三繩発電所をウリにして儲けようとしたのか、
放棄した模様。
よく分からない廃墟があった。