アナログな生活

アナログな生活

音楽とバンドと日々のこと。新潟県上越市出身。

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最近はこんな遅い時間まで起きてることが多い。別に寝れないわけではなくて、やりたいことが終わらないんす、、今日もようやく曲を書き上げました。明後日はライブなんだ。
しかし、寝てないってのは体に良くないんだなー、ってことを本日痛感。おかげで高速で死にかけてしまった。しっかり休もう。無事に何の問題もなく、生きててよかった。
そういやおとといのライブが終わって、打ち上げからの二次会を終えたあと、タテマチストリートで弾き語ってる方が先輩の知り合いで、楽しくなって一曲だけアコギを借りて歌わせてもらった。こういう路上ライブを、前にもやりたいなと思ってる時があったからなんか嬉しかった。聴いてくれてありがとうございました。前にやろうと思った時は、なかなか思い通りバンドが組めなかったときだったなー。懐かしい。
今回ようやく路上で歌って、次は今僕の周りにいる仲間とこうやってお酒飲みながらライブできたら面白いんじゃないかな?と思ったので実現させたい。夏から秋にかけて、参加者募集中です。
久しぶりの深夜スタジオを終え、「あー、今日もバイトからの練習でめちゃ眠いな、でもこんな夜はいつだって良い気持ちになるよな。」なんて余韻に浸っている。新しいバンドが始動した。実は冬くらいから話だけが顔を出していたんだけど、音を出したのは今日が初。金沢の仲間と夏に向けて盛り上がっていきたい。
アパートに着いて郵便ポストを開ける。興味のないチラシがいくつか入っている中、ホリデイレコーズからあのCDが届いた。早速中身を取り出してすでに何周かしている。気持ちに残る良い曲ばかりだ。

この前名古屋へ後輩のライブスタッフとして同行して、夜11時、みんなが打ち上がってるライブハウスを抜け出し、1人夜道雨の中を歩いていたら懐かしいアスファルトの焼けた匂いと共に昔の記憶を思い出せた。誰も知らない街で、生まれ育った町のことを思い出す。なんだかまた少し前に進めた気がした。そして帰ってきてから曲が出来た。なんか納得いかなくて今また書き直してるんだけどね。明日には書きあげよう。明後日はスタジオなんだ。

うん、そうだ、この夏は東京へ行きたいんだ。お金を貯めて、カメラを買って、いっぱい歩いて思い出に残る写真が撮りたいんだ。
俺の中であの頃のまま時間が止まったあんたにまた会いたくなってる。
僕は冬が好きだ。それは雪国で育ったからなのか、冬になると僕の何もない町にもスキー場という遊び場所が出来るからだと思う。そして何よりスタジャンが好きだからだ。分厚いスウェットの上にスタジャンを着てあのライブハウスへ行っていた高校生の頃の思い出がよみがえるんだ。
気付けばずっと冬が好きで夏は嫌いだった。暑いし、肌は黒くなるし、花火大会へ誘ったあの子に断われた記憶しかない。でもよく考えると海が見える家に18年間も住んでいたからか、駅からの帰り道に鶴の夏の魔物を聴いていたからかわからないけど、高校時代のことやそれよりもっと前のことを思い出そうとするといつだって思い出は夏のことの方がグッと多い。
俺の通ってた高校はほとんど男しかいないむさ苦しい学校だった。それこそ夏の体育の後に戻る教室の匂いなんて最悪だ。運動音痴な俺は体育の授業を適当に済ませてそのあとに毎月買ってたPOPEYEや雑誌を読むのが日課だった。帰り道にはアイスでもつまみ食いしながら「今日も暑いなあ、早く冬来ないかな」なんてよく話していたっけ。気付けば男だらけの日常だったからか、青春ってものにあんまり思い出がない。「あれ?もう高校終わっちゃうじゃん」そう言い放って、現在大学4年。あいも変わらずむさ苦しい男ばかりの工業大学にいる。そしてあの頃から変わらないのは、ライブハウスに入り浸っているということ。高校1年生、最初はビビりまくってたライブハウスが、いつの間にか自分の居場所になって、今も昔もここで出会った仲間が俺にとっては1番大切で当たり前のように繋がってる。嬉しいことだ。しかもSNSっていう繋がってるのか繋がっていないのかよく分からないツールで相手が今何をしているのか知れる。これは便利な分、久しぶりに会ったときの感動は減る。気がするだけかな。どうだろ。でもおかげでふと昔に戻れる瞬間ってのもやって来る。それだけはありがたい。
ウォーターボーイズ、小学生ぶりに見たドラマで青春をかけて一生懸命に夢に向かう姿は、21歳すでに成人という括りに入れられた今でもワクワクした。「あー、俺もこんな青春送りたかったなあ」なんて思ってみたけど、俺にも僅かなりにドラマがあって今があるんだよね。誰にだってそう。30円で借りたDVDにちょっとだけ勇気をもらえた気がした。

焼けたアスファルトの匂い、戻ってこない時間、紺色の制服姿、線香花火とライブハウス
今年もまた夏がやって来る。嫌いな夏がやって来る。でも今年はなんだか好きになれそうな気がするんだ。そうであって欲しい。
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朝6時に起床。いつも時間ギリギリになってしまう癖があるけど、やはり楽しみな日はいつだって早起きできる。これは普段から出来るようにならないとなんだけどね。

7時に集合して出発。名古屋 栄Party'sを目指す。昨日は大好きな後輩Grip Soundsが遠い名古屋cityでライブだった。それで、なんで俺もついて行くかっていうと、純粋に一緒に行きたかったから。本当にそんな単純な理由です。きっと同伴したケンタさんも同じ気持ちなのかなー、と勝手に思ってる。
車内のBGMに負けないくらいの勢いでグリップサウンズの会話が続く。本当に4人とも仲が良くて微笑ましい。気付いたときには名古屋だった。
去年の夏、ライブを見に初めて来た名古屋はやっぱり今日も大都会だった。思わず道を間違えそうになる。
栄Party'z到着。怪しい町並み、ライブハウスの1本先はすっかり街だ。人でいっぱい。挨拶をして搬入開始。
パーキングに車を停めてグリップメンバーと名古屋散策。古着屋、レコードショップ、なんでもある日本三大都市と呼ばれるこの街の景色は、すべてが簡単に手に入りすぎて、飽和してしまっているような気がしてならなかった。
音楽、ファッション、そして人の姿。発信するモノ、発信する人が多いことは素晴らしいことなんだけどね、なんでも手に入る都会は便利な代わりに心が不便になるのかもしれない。なんて、田舎者のやかましいほどの卑屈が頭を駆ける。
田舎者の俺はやっぱり田舎暮らしをして、貯めたお金を握りしめてワクワクしながら都会に夢を見るのが合ってるのかもしれない。(素直な気持ちを言うと名古屋は楽しい街ってことです。)
街を歩きながら、こうやって通り過ぎていく人とはもうこれから二度と会うことも見ることもなく、それぞれがそれぞれの人生を生きていくんだろうな、とかつまらないことを1人で考える。
バナナレコーズというレコードショップで高校生の頃大好きだったあのバンドのCDを買ったよ。懐かしくて早速聴いてしまった、くるり"東京"。
 
ライブが始まった。
金沢の宝こと、Grip Soundsは2番手。最高に良いライブをしていた。「ああ、やっぱり今日は一緒にくっついて名古屋まで来て良かった。」って心から思った。他のバンドの途中ライブハウスから出て怪しい夜道を歩いたりもした。怪しく汚れた街並みに少しだけわくわくした。
トリのザ・モアイズユーというバンドが歌う"トウキョー・トレイン"という曲が、懐かしい仲間の顔とか浮かんだりして刺さりまくった。名曲。
そして今日は静岡、大阪に新しく知り合いと呼べる仲間ができた1日でもあった。THE ALARMSケイタさんありがとうございました。こうやって繋がったからには、また機会を探し出して、もう一度もう一度って言いながら何度でも会いたくなる。そしてちゃんと仲間になりたい。バンドマンとして。
打ち上げは運転手だから出れず、1人でLUCCIまことさんから教えてもらった味噌煮込みうどんを食べて軽く寝て金沢へ。朝6時到着。グリップ、ケンタさんお疲れさま。
 
1人で歩く夜の街、雨が降る景色、傘をさす人、笑い合う声。なんかこういうのもいいよなー、なんて思って、ふと高校生の頃、雨や雪が降る町で傘をさしながら夜道歩いて帰った日のことを思い出した。
 
「あー、やっぱり俺はあの、街になりきれない町が好きなんだろうな。」
そんなことをまた思い返して、なんだかちょっと決意が固まったような気がした。