スマホを修理に出しているので、その間は代替え機を使わせて頂いてるけど、機種が違うから慣れなくて、
使い辛い。

なぜか、頭に不要な文字が付いたり、濁点が打てない時があったりと…。

そんなハプニングもありつつ、テレビ番組の密着ロケも
無事に終了しました。

部屋がいい臭いになって、リラックスできるように今回は、
ラベンダーの芳香剤
を持っていきました。
お袋も
「いい臭いね。」
と喜んでいた。

ロケが終わり、振り替えって改めて
色々考える事ができた
いい時間だった。

2003年3月にドロンズを解散して、翌年9月に70歳で親父が脳腫瘍で他界。

色々落ち着いた2006年8月に、俺が
お店を始める為、
再び実家を出ると、お袋は、姉の誘いで、実家を引き払って、姉が嫁いでいる
香川県の高松
に引っ越し、
姉と同居をした。

しかし、我が道を行く協調性のないお袋は、うまくやれず、再び横浜に戻り一人暮らし。
お袋はよく、「病気になんかなった事ないわ。」と言う程元気だった。

この時に思った。
最終的に
お袋の面倒を見るのは
俺かなと。

歳をとってから、見知らぬ遠い土地に行くのは大変な事だし、まして人の家にお世話になると言うなのは、今まで自由にやって来たお袋にたとって、
中々難しい事。

お袋とも話し、元気な内は人の家で気を使って過ごすより、一人でマイペースに、やりたい様に、
気楽に生活した方がいい
と言う結論になった。
一人暮らしのアパートも俺の名義で借りた。

そして、2008年5月に結婚(37歳)、その2年後子供も授かり
幸せの絶頂。
お袋も、老人福祉施設に通ったりして、お友達を積極的に作り、毎日好きな様に元気に暮らしていた。

とは言え、80歳も近くなると足腰が弱くなってきて、そろそろ一人暮らしも心配だなと思っていた頃、2014年11月、
離婚…。
それと同時にお店も手放す。 

このタイミングで一緒に暮らせば良かったんだけど、お袋に言い辛かったのと、バタバタしていたので、一先ず郊外に避難。
43歳にして、久しぶりの一人暮らし。
全てを失い、
精神的に暗黒時期。

そんなどんより生活をしていると、
捨てる「かみさん」あれば、
拾う「神」あり。
44歳の誕生日が来る時に、情報番組のレギュラーの仕事が来る。
これに
奮起して、再始動。
お袋も喜んでくれた。 

しかし、その年の暮れにお袋から電話があった。
「健康診断でひっかかったのよ。」
とても不安そうだった。

その後から、病院には必ず付き添った。
翌年2016年1月は肺癌確定。
見付かった時には、もう既に腰骨に転移をしてステージ4
だった。

そこで、兄弟3人で話し合い、近くに居る独り身の自分が同居し、関西圏にいる兄と姉はそのサポートをすると言う体制を画一した。
そして、去年2016年4月から、
お袋との同居が始まった。

あれから、1年を過ぎた所。
ついこの間まで、お袋は炊事洗濯もできていたんだけどな…。