ロシアリクガメの、スリーピーは、お茶目で冒険好き。
俺より歳上だから、兄貴なんだけど。
ベランダが彼のスペースになっている。
「よう、何か面白そうな事
やってるね。」
と、窓からのぞくスリーピー。
「お邪魔するよ。」
スリーピーは、家の中に入るのが大好きで、窓を開けると必ずまっしぐらに入って来る。
「おお~、
町ができてるね。」
「ここ、落ち着く。」
「この踏み切りは、狭くて
渡れないかな…
でも、美味しそうな色。」
この時、スリーピーは、踏み切りをパクパク食べようとしていた。

「縮尺的にガメラ気分だ。
また、遊びに来るよ。」
息子もスリーピーが大好き。

「踏み切りの緑見てたら
お腹空いたな。」
スリーピーは、大切な家族。