昨日の記事、セララバアドの帰り道のタクシーで友人が聞いた。
「なおって、ライブ行ったとかコンサート行ったって話あまり聞かないよねー」
「うん。人混み苦手出不精だからね、岩崎宏美と、ガンズしか行ったことないかも.クラブばっか行ってたしね」クラブも人混みだけどな(笑)
「そのふたつ?えらい違いだな。ガンズかー私も行ったわーガンズはかっこよかったよねー」
「ガンズ、青春だったーわー」
と、その時、、、、
渋谷駅に差し掛かった、、、
ひーーー、ちょちょ、みてーーー嘘でしょ!ガンズーー
駅の垂れ幕に、ガンズ・アンドローゼズ来日公演と垂れ幕がかかっていた。
ガンズが生きているかすら知らない私たち、まだ活動しているかも知らなかった私たち、、、
今、30数年ぶりにガンズの話してんだよ?
そんな偶然ある???
これは、呼ばれてる。
という事で、行ってまいりました!
帝国18時を過ぎ、なかなか始まらない。
焦らすねー。なんて言ってるうちに、重低音が鳴り響き、オープニングムービーで開演された。
既にみんな総立ちの中、また焦らされる。
始まった!
あの、かっこよかったアクセル・ローズはどうなったんだ、、、今はどうなんだ、、、?
ちなみに写真撮るなもない、ビールも飲める、さすがガンズ
アクセルは、少し太って、でも動きがお茶目で、トランプ元大統領と何かがかぶる(笑)
だけど、60歳とは思えない、動きまくりと、あのシャウトするハイトーンボイスは、そのままで、2時間歌い切っても喉の枯れすら感じなかった。
スラッシュも58歳、それであんなに指動きます??私なんて朝指のこわばりを感じる更年期(笑)なのに、ギターの音、相変わらずの素晴らしさに、魂が震えまくりました。
ベースのダフ・マッケイガン。
身長190センチくらいあるの。
でもね。若い頃はあまり気にしてなかったのよね、、、でね、58歳のダフは、セクシーで、めちゃカッコ良かった。
これからの老後は、ダフと過ごしたい(笑)
と思うほど、友人と痺れた(笑)
リチャード・フォータス
独特な鼻をよく覚えている。
昔から痩せていたけど、今も中年太りしていない。ギターもキレッキレ。
今朝も、魂が震えまくっている。
興奮冷めやらずというやつです。
すっごい喜びがあって、自分でも驚いています。
ガンズって、あの時代の荒くれたロックバンドなのに、誰かが薬で捕まったとか、DVしたとか、悪さしたとか、そういえばあまり聞かなかったかも。
だって、この人たち、すごいお茶目で、ファンに対しての礼儀もあって(アクセルが今一曲が終わると、頭下げて挨拶するなんて考えられない)サービス精神がすごくて、2時間以上、走り抜けて、できる限りを尽くして、魅せてくれた姿に心が打たれまくった。
これだけ、劣化したと言われない人たちってなかなかいない、、、
驕らず、努力し続けなければ、あんな声は出ない。あんなギターの音色を轟かせられない。
ガンズはやっぱり最高だった!
私の1番のファンと言ってくれる友人にも
「なおも頑張るんだよ!」
と言ってもらったけど、すごい力をもらった。
本当に行って良かった。
お伊勢さんからの、ガンズ・アンドローゼズ
振り幅すごいけど、
教えてくれたのは、本質的でありなさいということ。
常に私は本質的でありたいと思ってきた。
その場限りで儲けるとか
口先だけで喜ばせる
上辺だけで見せるとかしない
本音と本質的であることにこだわってここまで14年。
それを忘れずにね。
そして、精進し続けること。
というメッセージを受け取りました。
11月に入って、分刻みで動かなければならない動きの速さに少しもがいていた。また、キッツイ毎日になるのかなと少し怯えてきたけど、それは多分ない。
経営者ってどんなに仲間がいたとしても、自分で
前に進めていかなければならない時がある。
誰がなんと言おうと、自分で決めてコマを進めなければいけないことがある。
大切な決断やジャッジは常に付きまとう。
その時には恐れとか不安もたくさんある。
誰にも言えない孤独も葛藤もある。
一流のバンドではきっと一人一人が経営者視点。
自分をどう見せ、最大化していくか考えてきたと思う。
今、会社員も、経営者視点がなければ生き残れないと言われている。
いつまでも会社がどうにかしてくれる時代はもうないからね。
ガンズを見ていて思うのは、一人一人の質の高さ。あの人がいるからあのバンドはもってる。そういう感じではなく、一人ひとりが際立っていた。
一人一人が一流。
だから今でもすごいんだ。
依存したり、他責だったりしたら60歳であのクオリティは無理。
私もアクセルみたいな60歳を目指したい!
私らしい人生だな!と思える60歳を目指そう。
心からそう思いました。