連載4回目となりました。

 
2020年乳がんの手術を受けました。
乳がんはその種類も様々、術式も予後も、治療もそれぞれですが、11人に1人が乳がんになる今、2人に1人が癌になる今、私の発信が、どなたかの役に立ったり、背中を押すことができたならばと、情報公開することにしました。
 
もし、どなたか身の回りに乳がんの方がいたら、ぜひ手を貸してあげてください。
特に若いママも今は多い。乳がんは見た目も変わるだけに本人の落ち込みも激しく、ましてや小さい我が子のことを考えると、そうそう寝てもいられない。
 
もし、どなたか身の回りに乳がんの方がいたら、ぜひ手を貸してあげてください。
特に若いママも今は多い。乳がんは見た目も変わるだけに本人の落ち込みも激しく、ましてや小さい我が子のことを考えると、そうそう寝てもいられない。
 
だけど手術による体力消耗、動かなくなる手、ちょっと手を貸してくれる事で、物理的にも精神的にも助かるとおもいます。
 
もし、奥さんが乳がんになったら、一緒に学んであげてください。たくさんの決断が乳がんには待ち受けているから!
 
 
現在コロナの影響で、世の中が変わらざるを得ない中、問われるのは決断。
日本のリーダーの決断はもちろんのこと、私たちが自分たちで何を決断していくかも大切だと思います。
 
 
 
 
痛いのが怖い、、、
 
そして、この4回目は決断について。
まず、今関係ない人も一つ大切なこととしてお伝えしたいのは、乳がんの疑いがあった場合、かかるお医者さまを調べ、病院の対応できることを調べてから行った方が良いです。
定期観察の人は特に、同じ病院で、微妙な変化を逃さない事が重要だといえます。
 
 
乳がんは、種類によって進行の速さが違います。
調べる事も色々なのですが、乳がんかも、、、と言われて、町医者に行っても設備が揃っていなければ、別の病院に行かなければならないし、手術が対応できない、再建手術ができない、など色々あります。
 
 
万が一のことも考えた病院選びができると、その後も安心、スピードも必要です。私の周りには乳がんの経験者が多いのですが、進行癌で、あっという間にオペ日が設定されるケース、私みたいに少し考えなさいと言われるケースもあります。
 
 
その後の治療として、放射線や抗がん剤治療があると、家の近くが良い。とも思いますが、家の近所の病院で化学治療はできます、そちらに紹介状を書きますと言う場合もあるので、病院に関してだけは情報を集めていくと良いと思います。
 
 
そして、そのほかの情報はあまり見ないこと!
こんなこと書いといて、お前が言うなですが、ネガティブな情報や、不安になることは集めないことも重要です。
私も、なんだか胃が熱い、、、胃癌もあるのか?頭が痛いな、、、頭に転移してんのか?なんで思うこともありました。ただの不安症だったと思いますが、良からぬことを考えるには十分と言える乳がんの疑いですから。
手術までの間、会いたい人に会って美味しいもの食べて、幸せな時間を過ごそうと決めました。誕生日も迎えました。
 
 
 
決断の日、
午後2時の予約だったと思います。
その日は他にも宣告、決断なんだろうなーって方が何人もいました。
夫が付き添い、親が付き添い、子供が付き添いって人は大体そんな感じ。
我が家も夫と実母が同席していました。
 
 
と、その前にこの午前中に、夫はこれまた夫が信頼している陰陽師のような人のところに行くといいます。この方は、まるで占いなど信じない私たち夫婦が、家を建てる時に親族から行けと言われてからのお付き合い。家を建てて間取りや仏壇の位置をアドバイスもらい、良い家ができました。
 
 
義父の病気も、義母の病気もピタリと当ててその通り。私が大腸癌になったときは、「あんたはね、5年間医者と仲良くしときなさい、そしたら大丈夫」と言われたのですが、たしかに大腸癌5年完治と今回の乳がんは、陰陽師が言った5年間の最後の月、、当たりすぎて怖い。
 
 
 
大腸癌に続いて、乳がん、父や母には心配をかけました。
いつ何があるかわからない人生だから、一緒の時間は大事にしないとね!
 
 
 
「私は当たりすぎて怖いので、いけない」というと、いつも身につけている下着を持っていくとお祓いしてもらえるからと用意し、夫に託しました。朝早くに行ってとんぼ返り、そこから2人で病院へ向かう車中、、、
どうだったんだよー何言われたんだよー怖いよーと思ってるのに口を開かない。そういう人なんです。
 
「あのー、、、どーでした?」
 
「うん、まあ大丈夫、死に至ることでも無いって。それにしても遠くを見ながら主治医はどんな人だ?って、そっちのパワーを感じてたみたい」
 
「まあ、そうだろうね。あの先生半端無いからね(笑)」
 
「一つだけ気を付けろと言われた」 
 
「なに、、、」
 
「医者の言うことに従えって」
 
「そんなの当然じゃん!」
 
「なに言ってんだ!先生に両方切っちゃってくれ!検査もいらないって言ってたじゃ無いか」
 
「あ、、、たしかに」
 
「それと、何故か最後に、痛くないよって言っといてって」
 
「え?痛く無いの、、、?手術ないのか?んなことないな」
 
「なんでそんなこと言ったんだろうね」
 
 
実は、、、今回気付いたのですが、私は超怖がりで、痛みがすこぶる嫌、、、痛みにはとても敏感、、、だと言うことです。
切るのは構わないが痛いのは嫌だよーと、心の中でずーっと思ってたのよね、、、バレてる(笑)
 
 
そして決断
 
そんなわけで、自分で決めないように、自分で決めようとしたら全力で止めると言われて診察室に入りました。
 
 
まず説明されたのは、遺伝子検査について。
きっとそうなのだろうと思っていた遺伝子検査の結果、、、陰性でした。
 
 
アンジーじゃないんだ、、、もはやネタ!と受け止めようと思っており、左右の乳房を切る覚悟でおりましたが、この遺伝子は一代限りのものではないそうです。もしこの遺伝子が見つかった場合、娘さんにも子供を産んだ後などに、乳房切除、卵巣切除を勧めることになるとのこと。
無かったことに安堵しました。
もちろん、生活習慣や別の遺伝はあるでしょうから、自分たちでできることには気をつけていかねばならないと思います。
 
 
ではどうしたらいいのか?
この遺伝子が有れば、両方同時切除と思っていましたが、それが無いとなると話は別。
 
 
部分切除の温存手術か、全摘手術となります。
全摘にも種類があり、乳首から取るものが正式には全摘手術、乳首を残すのは皮下全摘となります。
 
 
温存手術の場合は、放射線を1ヶ月毎日する事が必須です。ただ、私の場合一つ二つでは無い乳頭症、もし今回と違う部分が乳がんになった際、放射線をしていると皮膚が弱い人は、今後乳房再建手術が難しくなるリスクがある事、部分切除を重ねると、見た目は変わってしまうとのこと、、、
また、私自身がデメリットに感じるのは、今後もずっと大丈夫かな、、、大丈夫かなと心配する必要があることでした。
 
 
そして、左側のマンモトームの結果、これが現時点では乳がんでは無いとの結果。
ですので、こちらは現時点での切除はなし。
ただし右に同じく乳頭症なので、今後のリスクはないわけではありません。
ただ、今後も検査を続けるので、右の経験は役に立つでしょう。
 
 
私の中では答えは最初から決まっていて、皮下全摘。今は乳首への乳がんの動きはないとのことで、乳首の切除は手術中の日が全摘手術の結果では乳首も切除するということに同意するということでした。
 
 
でも、自分で決めるな!と言う言葉から一応聞きました。
「先生あなたならどうしますか?」と。
先生は、私なら部分切除ですぐ戻るけど、もしそれが大事な大事な妹ならば全摘を勧めると(笑)
先生らしい答えだなと思いました。
 
 
それでもなお、先生は、今日の結果を持ち帰り、よく考えなさいとのこと。
次の診察日に決定しますとの話だったのですが、、、「私は全摘で良いです!いつになっても予定がたたないことが、私にとってはとてもしんどい。私は仕事に早く戻りたい!」と正直な気持ちを申し上げました。
 
 
「よしわかった!鈴木さんあなたは本当に男前ね、気持ちはわかった。だけど全摘して後悔はして欲しくないから、でも計画は欲しい、では、手術日を決めましょう。一番枠を取る全摘手術、再建手術ありでオペ室をとります!手術前に再建手術の先生とも面談してその間考えて!」
 
 
ニマーーーっっ!
それがいいです!
 
 
ということで、心の中では全摘すると決め、2/6に手術が決まりました。
いつもの悪友にも色々話を聞いてもらいました。
そして手術前の壮行会!
 
 
でもね、私はアラフィフ、子供も産んだあとです。これから殿方との出会いに期待膨らませている世代じゃ無いし、胸が大事な仕事もしてません。もし、グラビアモデルだったら?もし、風俗に勤めてたら?そのときはまた違う選択をしたかもしれない。
だから、私の選択が全てでは無い。
自分が納得していること、それが一番だと付け加えておきます!
 
 
 
 

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