おはようございます!
起業ママの営業サポート&企業コーディネート西村直子です。
今日は「ママが働く」ということについて、私のルーツのお話をしたいと思います。
父と母はずっと不仲で、
10代のころの家庭環境は最悪でした。
「もう、別れていいよ。好きにしていいよ。」
と、何度母に懇願したか。
よく離婚せずにここまでやってこれたねと、
母を讃えてあげるのですが、
その一方で、わがままで自己中な母と、
辛抱してやってこれたこと、父も賞賛に値します。
母のストレスのぶつけ先がなく、
そんな夫婦の間に入ってしまう私は、
ずっと親の顔色を見ながら育ってきました。
家庭にも学校にも居場所がない。
そんな10代だったんですね。
だから、15歳から働いてきたのかもしれないなあなんて、
そんなことをいろいろと思い出します。
「勉強しろ」とか、「働いて」とか、
母に言われたことはありません。
自ら「もう、 びた一文親からもらうもんか!」と思って、
中学3年生の時にアルバイト先を探しました。
一軒一軒頭を下げて、
「貼り紙をみたんですけど雇ってくれませんか?」
と声をかけました。
来月、高校生になる春の日でした
私立の女子校に通っていたので、
みんなそれなりに裕福で、
そんな話を友達にもだれにもできず、
内緒で働き続けたなあ、懐かしいなあって、
大阪にいるとそんなつらかった日々を思い出してしまいます。
でも、親友と呼べる友達もできましたし、
今では父と母は、
「やっと夫婦になれたね」と言い合う仲になりました。
19歳の時には破産してますから、
ほんとこの話だけしたら苦労人かもしれません
私のストーリーだけでブログを書けちゃうぐらい
波乱万丈な人生だったのですが、
そんな経験をしたことが私のベースにあるからこそ、
「ママが働く」ということを真剣に考えて、
母親がもっと楽になることに取り組みたいと
思うようになったんです。
悩みながら働き、そのイライラをずっと娘である私に
ぶつけてきた母が私のロールモデルでした。
こんな母親に自分はなりたくない!
と思った時期もあります。
社会に出て、様々な働くママに出会うことができ、
なぜママが追い詰められてしまうのか、
いろんなことが見えてきました。
母も母なりに、必死で生きてきた。
一方で、それも事実なんですよね。
母親のその先に見える子どもたちに手を差し伸べたい。
それが、私の心からの想いです