ただひたすら聴く為に聴くのみ | 音楽のこと?話しだすと止まんないからなぁ~

音楽のこと?話しだすと止まんないからなぁ~

バッハジミヘンデイトンファンク!
嗜好も思考も偏ってますし、おぼろげな知識と主観で語ってます。違ってたらゴメンナサイ。

んで音楽なんか聴くのかという話。

僕に言わせれば音楽なんてものは、別に人生を潤わせてくれたり豊かにしてくれるわけでもなし、カネなんか払うばかりで一銭も儲けさせてはくれないし、一所懸命聴いたからといってどうというものでもありません。それどころか、こんなものにうつつをぬかしていたために哀れキリギリスは死んでしまうし、迂闊なネズミどもはお池にはまってお陀仏。もちろんムシや小動物ばかりでなく、人様だっておなじこと。古今東西音楽で救われた話など、聞いたことがありません。しかもジミヘン、ロジャー、グールド、コルトレーン、トニーウィリアムス・・・いい音出してた連中に限って、みーんな夭折、あの世行き。いい音出せなくてよかったですよ。ただし、夭折しちゃったからといって、いい音出してたとは限りませんから、そこはちゃんと区別してよね。

以前街中で下りエスカレーターに乗ってたら、正面から昇ってくる男衆の顔が、すれ違いざまみんなキリリと引き締まって、どうも気合が入っちゃってる様子だもんで、いったい何事かとおっかなびっくり進んでいくと、なんとロッキーのテーマが聴こえてきたではありませんか。原因はこれか~・・・この時初めて軍楽隊の意味を理解しました。それまではなんで軍隊のクセに武器弾薬も持たねーでラッパなんか持っちゃってんだろうなんて、密かに疑問を抱いてました。そういっちゃナンですけど、ありゃ覚せい剤の代用なのね。

じゃあ、なんでこれほど危険な忌むべきものをわざわざ聴くのか、或いは聴かなきゃならないのか、ということですよ。率直に言ってその理由などまったくの謎で、正直バカじゃねーかと思ってます。グルーヴがどうのシンコペしてるのしてないの、そんなことは人格にも人生にも一切影響しないんですから、どっちでもいいっす。そう思いません?僕なんかコイツのおかげで、どれだけ偏差値が下がったか。せめてバッハとジミヘンさえいなけりゃ、間違いなくハーバードくらい主席で卒業して、今頃はトランプや安倍なんかアゴで使ってますから、そらも~憎んでも憎みきれず、いったい幾ら損したんだって話ですよ、ホントに。

だいたい酒タバコにしても覚せい剤にしても、人体に害を与えるものには決まって依存性がありますから、音楽なんか聴いてるヤツぁ意志の弱いダメ人間に決まってます。ましてやヘタクソなくせに楽器なんか持っちゃってさ、ハタからみたらそうとうイカレてますよ。なにもそんなことわざわざ自分でやってみることなんかないじゃない(注:なんか書いてるうちに、ホントにそう思えてきた)。

これだけ目的も理由も甲斐もない、無駄な行為を平然と繰り返すのはおそらく人類だけで、フンコロガシだってなんか理由があってあんなことをしてるんでしょう。他の動物はみんな僕らよりも利口ですから、種の繁栄とは関係ないことなど一切しません。なのに牛に無理やりモーツァルトなんか聴かせちゃって、かわいそうに無事で済むんでしょうか。

しかし、いったいどうやったら、あんなただ音符をテキトーにならべただけのものを、麻薬やかっぱえびせんみたいにできるんでしょうか。それさえ解明できれば単純な男衆など、どこぞの運動部のように脅したりもせずに自在にコントロールできますし、だいいち印税も入ってきますから、これでやっと生活も楽になって一石二鳥です。実際「おかげまいり」なんてラップで270年も続いた幕府を倒しちゃったわけで、でもどんだけ凄いのかと思って中身見てみりゃ、おめこに紙貼れええじゃないか・・・とか、こんなんでよく倒幕できたなというシロモノですから、ナゾは深まるばかりです。

外国も事情は同じ。古代中国では中原の中心、衛って国の音楽があまりにも淫靡に過ぎる(って、どういうものか聴いてみたいけどね)ってことで演奏禁止にしちゃったそうで、だからあのあたりをウロチョロしてた孔子は、音楽の威力に気付いて「礼楽」なんて言っちゃって、知識人の教養だの節度ある心なんてウソついて国民を管理統制しようとしたのよ・・・たぶんね。

だからみなさん悪いことは言いません。音楽なんて為政者に政治利用されるだけですから、僕ら庶民はもう金輪際聴かないことにしましょうよ。お出かけの際には耳栓をお忘れなく。

・・・いったいなんの話だったんでしょうか。