6月1日に映画『碁盤斬り』を観にいきましたニヤリ

 

 

 

白石和彌監督の時代劇ですが、主役で浪人柳田格之進役に草薙剛、その娘お絹役に清原果耶、萬屋源兵衛役に國村隼、源兵衛の丁稚役に中川大志、敵役柴田兵庫に斎藤工と良い俳優さんが多い照れ

 

かつては彦根藩に所属していたが、清廉潔白がゆえに同僚のささいな悪事も許せずに疎まれ、結局は言われなき罪をかぶせられ浪人にガーン

 

前半は「碁会」で知り合った質屋の萬屋源兵衛と、囲碁を通じて身分を超えた友情物語の感じで話は進んでにっこり

ケチ兵衛とまで呼ばれ賭け碁の勝負にまでこだわる源兵衛が、「嘘偽りのない囲碁」であろうとする格之進に心酔し、やがては商売の仕方にまで「嘘偽りのない」ことを主とするようになることで、商売も繁盛していくニヤニヤ

江戸時代には「碁会」と言う皆で囲碁をする場所があったのですねびっくり

そして「賭け碁」と呼ばれ、賭け事にもなっていたようでキョロキョロ

 

ところが、彦根藩の元同僚が現れ格之進がなぜ浪人となったのか、妻はなぜドクロなればならなかったのかを知り、本懐を遂げる(敵討ち)ための旅に出ようと炎

そこへお金を盗んだのではと嫌疑を掛けられ、今まで仏のように静かであった格之進も鬼のような形相で👹

 

「無礼打ち」とか「無礼者びっくりマーク」と言う言葉が時代劇では良く出てきますが、武士とは誇りが高く無礼な言葉であったり盗人などの嫌疑を掛けられることだけで「切腹」までしようとするんですね驚き

 

50両もの大金のために自ら吉原へ足を入れようとする娘のお絹と本懐を遂げようと旅に出る格之進滝汗

敵である柴田兵庫は掛け碁をしながら生活をしておりその足取りがなかなか捕まえられないショボーン

また、大晦日までに50両のお金を返さないとお絹が女郎になってしまう煽り

と、後半はタイムリミットと無事本懐が遂げられるかのハラハラドキドキで時代劇だけど手に汗握るグー

 

草薙君の迫真の演技も大変良かったのですが、やはり白石監督が見せる映像と場面に合った音楽はとても素晴らしく、最高に面白かったと思います爆笑

最後も時代劇には珍しく「ハッピーエンド」なところも良かったウインク

 

今年観た映画の中でもかなり上位に上がる映画になりそうですグッ