5月26日に映画『ミッシング』を観にいきましたニコニコ

 

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監督に吉田恵輔、森下沙織里役で主演に石原さとみ、沙織の主人役に青木崇高、地元TV局の砂田役に中村倫也などが出演していますうさぎ

監督の吉田恵輔作では「空白」を観ましたが、すごい映画だったのでミッシングも是非観にいきたいなとにっこり

 

6歳の娘、美羽が遊んでいた公園から自宅までのわずか300mの間に突然失踪してしまうガーン

母親の沙緒里はずっと子育てを頑張ってきていたけど、久しぶりに推しのライブに行っていて、沙緒里の弟である圭吾に子守を頼んでいたが公園で分かれてその後は・・・真顔

 

失踪後しばらくは全国のTVネットでも取り上げられていたが、次第に少なくなり地元のTV局が唯一放送を継続してくれていてキョロキョロ

ただTVも視聴率獲得を狙う局上層部の意向により沙織里や実弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材を命じられしょんぼり

 

石原さとみの演技については今までのTVドラマの雰囲気とはガラッと変わって迫真の演技でしたポーン

娘が見つかったと言うイタズラ電話がわかったときの放心というか気が狂いそうな演技では、思わず涙が出そうでえーん

イライラッぷりも凄くて弟に対する態度なんかは、現実でも家族にはこんな感じなのかもっはてなマークて思うぐらいでしたびっくり

 

被害者であるはずの夫婦なのに、ネットでは好き放題誹謗中傷され、TVで放映されれば弟がまるで犯人扱いされたり滝汗

でも何かをしないと誘拐された娘が帰ってこないと、必死になってあらゆる手段と些細な情報(それが嘘とわかっていても)にすがりつこうとする姿はホントやるせないぐすん
 

不審な言動を繰り返していた圭吾も実は理由があって、警察も情報公開しないことからマスコミは勝手に情報を集めて、あたかも犯人であるかのようにガーン

でも圭吾も姪っ子のことは大好きで彼なりに探そうとしていたり楽しかった思い出もありと赤ちゃん泣き

 

僕にも息子がいますが、この年齢の頃にこんな悲劇に巻き込まれていたら、自分ならどうするだろうかとか思いながら観賞していましたショボーン

わかっちゃいるけど、どうしても救われることを臨んでいたのですが・・・もやもや

ラストで、ある理由があって協力を申し出た親娘に対し、いつも冷静であった父親が泣き崩れるシーンでは僕も涙が泣

 

ミッシングは被害者(家族)、マスコミ(担当者の葛藤や視聴率重視の上層部、視聴者)、ネットでの書き込み、周囲(仕事場や知人等)といろんな角度から考えさせられる映画でした不満

つらい内容だけど観て良かったと思います雷