5月21日に映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』を観にいきました
ジャマイカのレゲエミュージシャン、ボブ・マーリーの人生を題材とした映画です
映画発表されてからいつ公開するのかと僕的には待ちに待ったという感じで楽しみにしており
レゲエが流行った僕が20代前半ぐらいによく聞いていました
でも、日本ではボブマーリーの曲がメディアで流れるようなことはあまりなかったと思うので、知らない人も多いんじゃないかな
ボブが活躍した年代は70年代後半あたりで、その頃のジャマイカは対立する二大政党によって国が分断されていて、街中での銃撃戦もしばしば
さらに音楽(レゲエ)によって国を人類を一つにしようとするボブは平和コンサートを開催しようとするが、それを政治活動に利用されようとし、さらに自らも襲撃されるという悲劇が
ボブの妻であり何人もの子供を育てながら、常にボブ支え「ラスタファリ」への思想に導き、さらにボブのバックコーラスとしても活動していた「リタ」は本当に素晴らしいと思いました
自分は他にも嫁がいたり浮気もするのに、リタが他の男性と親しく話していると嫉妬するボブに、パリでぶち切れていたシーンは迫力があった
ジャマイカでは命が狙われるためイギリスに移ってから出したアルバムは大ヒットし、ヨーロッパツアーは大成功
でも親指に出来た皮膚癌のため36歳で亡くなります
映画ではライブのようにずっとボブマーリーの音楽が流れていて、音楽に合わせて思わず身体が揺れる
「ONE LOVE」は当然ですが、「Redemption Song(レデンプション・ソング)」を家族の前で引き語りで歌うシーンは歌詞の意味も含めて感動しました
レゲエのパイオニアであり音楽に関して天才であり素晴らしい音楽を残しましたが、あまりに早く亡くなりましたね
リズムでしかレゲエを聴いていなかったので、改めて日本訳の歌詞をみると当時の黒人(人種)に対することであったり政治のことであったりと結構メッセージ色の強い曲も多い
「ラスタファリ」などを理解できていないところが少しわかりづらかったですが、映画はとても楽しめました