3月31日に大阪のSkyシアターMBSへ舞台『中村仲蔵~歌舞伎王国 下克上異聞~』を観にいきました
SkyシアターMBSのこけら落とし公演であり、中村仲蔵の最終公演でもあり
当劇場は新しく出来たJPタワー大阪内にあり、綺麗なのは当然ですが席は段々になっているので、後ろの方の席でも全体がよく見えますね
主演中村仲蔵役に藤原竜也、四代目市川團十郎役に髙嶋政宏等が出演しています
江戸時代の歌舞伎役者である中村仲蔵は、孤児ではあるが類い希なる芸達者で、早くから松本幸四郎(後の四代目市川團十郎)からも見込まれていましたが、出る杭は打たれると言うか、後ろ盾のない仲蔵は先輩や同僚からこっぴどい仕打ち(今で言うイジメやパワハラかな)を受け、一度は命を絶とうとするも運良く助けられ
それからは周りを気にすることなく芸の道を突き進み、やがては「名人」の位置まで駆け上る
ただそこでも妬みや嫉妬を受けるが、それでも逆境を跳ね返し見事に大スターとなる
今までで観た舞台の中では一番面白かったと思います
なんと言っても圧巻だったのは「外郎売り」の早口長文
お見事でした
歌舞伎の世界なので少しわかりにくいのかな~と思っていたけど、ちゃんと現代風にわかりやすく構成されて、ところどころにクスッと笑えるような演出もありと
藤原竜也も演技が上手であり声も良く通るので良かったです
千秋楽だったのですが出来ればもう一度みたいと思えるような舞台でした