4月16日に映画『プリシラ』を観に行きました
監督はソフィア･コッポラ、プリシラ役はケイリー･スピーニ、エルヴィス役はジェイコブ･エロルディ
エルヴィスが徴兵のため西ドイツの米軍基地に駐留してた時にプリシラと出会ったのですが、なんと彼女はまだ14歳（中学生）で映画では「9年生」と言っていた
それから高校生になったプリシラを高校を卒業させることを条件にアメリカに単身転校
ハイスクールでは「エルヴィスの彼女のプリシラ」って有名
スーパースターの彼女であり妻となったプリシラは周りからは羨望の的であったが、実際ははエルヴィスの「ペット」のような生活
映画撮影などで長期不在が多かったけど、そのたびにゴシップ誌ではダレそれとなく熱愛報道が
家ではエルヴィスの取り巻きとのどんちゃん騒ぎ
そのくせプリシラには服の色やバイトのことなど、ダメ出しばかりで
唯一プリシラが住んでいたエルヴィスの実家の人たちが優しくて救われているような
回想録「私のエルヴィス」をもとにしたようで、当然幸せもあるが全体的には「かわいそうなプリシラ」っていう感じが多く
プリシラが主体なので、エルヴィスの苦悩やパーマ大佐との関係などはあまり描写されておらず、エルヴィスの音楽もあまり使われていないような
ラストでもなぜかホイットニーヒューストンの「 I Will Always Love You」だし（歌詞の意味とシーンはあってるんだけど）
世間をほぼ知らない高校生（付き合いは中学生）からずっとエルヴィスを待ち続けるんだから、かわいそうだけどね
