4月1日に映画『オッペンハイマー』を観にいきましたニコニコ

 

 

 

原子爆弾の開発に成功したことで「原爆の父」と呼ばれたアメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーを題材に描いた歴史映画です真顔

 

第96回アカデミー賞で同年度最多となる13部門にノミネートされ7部門で受賞しましたが、日本での公開はまだだったのでどんなものかとキョロキョロ

監督はクリストファー・ノーラン、オッペンハイマー役はキリアン・マーフィですねニコ

 

事前にあらすじや内容を少しだけ読んでいたのですが・・・ガーン

モノクロとカラーの使い分けについては、カラーがオッペンハイマー目線でモノクロがオッペンハイマー以外の周りの目線てな感じうさぎ

 

前半は登場人物の多さやテンポの速さ、過去と現在の話が交互になって、なかなかついて行けない驚き

でも後半は登場人物なり話が繋がってきてなんとなくわかってくるが難しい滝汗

 

原爆については物理学の中では規定のものであり、どこの国が先に作るかの競争のような煽り

ドイツが先に進んでいたところ、アメリカ軍はオッペンハイマーを中心に原爆を作るためだけに一つの町まで作って、あらゆる手段を講じて「ドイツよりも先に作らねば」と言う信念でキョロキョロ

 

日本でも原爆を作ろうとしていた経緯はあるよう(映画「太陽の子」)でしたが、京都大学の学生がお金も設備もウランもない状態で軍からは早く作れとせっつかれ・・・もやもや

当時の日本とアメリカの大きな違いでしょうね魂

 

原爆実験に成功したことで当然携わった人々は喜んでいましたが、僕としてはなんとも複雑な感情でガーン

爆発の瞬間に光と共に炎がたちのぼり、かなり遅れて爆音と爆風がポーンかなりの大きな音ですピリピリ

この映画では、「音」も効果的に使われているのか、アメリカ国民がオッペンハイマーを称える会場でも大きな足踏みで、それがまるで原爆の爆発音のような大きさで驚き

 

「戦争を終結させるための兵器」と言うことですよね・・・真顔

 

後半はオッペンハイマーがスパイ容疑なりとあらゆる手段で貶められてチーン

映画序盤では友好的に思えた「ストローズ」がほんと腹立たしくてムカムカ

映画とわかっているけど無性に怒りを覚えるほどムキーッ

 

登場人物との関係とかはもっと知ってからの方がわかりやすかったかもしれませんが、総体的にやはりアカデミー賞を取るような映画だとは思いましたウインク