2月18日に映画『夜明けのすべて』を観にいきました
瀬尾まいこの同名小説を映画化したもので、原作小説は読んだことがあります
男性主役の山添役に松村北斗、女性主役の藤沢役に上白石萌音が演じております
藤沢さんは、PMS(月経前症候群)のせいで前職を2ヶ月で退職することになり、粟田社長(光石研)の会社へ働くことに
また山添君は、パニック障害のせいで前職(かなり大手の会社)を退職することになり、元上司の辻本(渋川清彦)の紹介で藤沢さんと同じ会社に働くことに
藤沢さんはPMSが発症すると、些細なこと(言葉や態度、音であったり)が気になり、イライラして急に当たり出す(攻撃的になる)始末普段はおとなしいため、廻りは訳がわからずに戸惑ったりと
山添君もそれまでは何事もなく、大手の会社に就職し同僚の彼女もいて順風満帆だったのに、ある日ラーメンを食べているときなぜかラーメンの味がしないのですぐお店を出たけどそのまま意識を失って・・・それからは特に電車や車などの閉鎖的な場所に行くとパニック障害が発症するような
と、序盤の病気のことはこんな感じですが、小説を読んだ僕としてはかなり内容が改変されていて、あれれとなって
一応、藤沢さんのPMSのことや、山添君のパニック障害のことが中心になりまとめられているのですが、部分部分で話がはしょられていたり(自転車を藤沢さんが持ってきた経緯やお守りの話や二人の関係性など)で、小説読んでいた僕としてはちょっとエピソードが足らない(映画だけ観た人はあまり気にならないことかもですが)と思い
また、小説にはないシーンも多々あることで、PMSやパニック障害のことが、ちょっと薄くなっているように感じました
ただ、2人が働く会社の人たちの暖かさや、病気を認めあって助け合うところ、恋愛ではなく同士のような関係などと日常にある温かみを感じるような良い映画だと思います😊
なので、小説は読まずに映画だけ観る方が楽しめるのではないかと思いました