私の農地の場合...

 

 ③作物が分泌する物質の蓄積による自家中毒

今年、栽培に初挑戦したアスパラガス、挿し木で増やして畑に定植しているイチジク等は、数年間同じところで栽培すると自家中毒を起こしやすい作物として有名ですが。

 

ダイヤオレンジ

 

ちょっと待てよ。

セイタカアワダチソウのアレロパシー...そう言えば、今年ダイズを栽培していた区画には、セイタカアワダチソウが多かったような気が。

 

(2023年10/12撮影) 黄色っぽいのが大豆「サチユタカ」、緑色の濃いのが条間の雑草

ちょっと待って!

「緑色の濃い条間の雑草」って、ほどんどセイタカアワダチソウじゃないか!!

 

もちろん、セイタカアワダチソウは放置すれば2mくらいの高さになりますが、大豆の条間を何度も草刈りしているので、大豆と同程度の草丈にしかなっていません。

ひょっとして、セイタカアワダチソウのアレロパシーで、大豆の生育が阻害されている?!

上の写真、見方を変えれば「セイタカアワダチソウの条間に大豆が生えている」ような気がしてきました。

 

下三角

下三角

下三角

 

でも、昨年(2023年)にセイタカアワダチソウが大豆の成長を阻害したとたら...

一昨年(2022年)は、どうだったのだろう??

 

2022年の栽培区画は、マメ科である白クローバーの自生地なので、マメ科同士の「連作障害」を心配していたのですが...心配は取り越し苦労で、豊作ニコニコ

 

(1月下旬撮影) 今更、冬に撮影しても分かりにくいのですが...

ピンク線の右側が2023年大豆栽培区画、左側が2022年大豆栽培区画。

背丈の高い草の大半がセイタカアワダチソウ。

上の写真の左端から直角方向に撮影。手前が2022年栽培区画、奥が2023年栽培区画。

 

ほらね、セイタカアワダチソウの密度が全然違う。

 

ちなみに、手前(2022年の大豆栽培区画)は、春になるとびっしりと白クローバーが生えてきます。

マメ科同士の「白クローバーと大豆」の障害はないのだろうか?? と思って、ネット検索で調べてみたんです。

 

「大豆 白クローバー 連作障害」でググって...

 

すると、予想外の事実が。

 

(続く)

 

連作障害シリーズ①~④は、こちら