甲状腺癌術後

今日は自分にとっては大切な大切な日。


甲状腺癌でオペしてもらったあの日から

23年が経過した"オペ記念日"。

特別な感覚で出勤した。




50歳を過ぎてからは、

比較的慎重に検査をしているはずだった。



こんな日なので、

カルテを開いて見てみたら、

この前やってもらったばかりと思っていた

上下部内視鏡検査は2年前。


慌てて撮ったCTでは、

傍大動脈周囲リンパ節腫脹!

なんて出てきてしまったので、

看護師さんとマネージャーに

検査の空き状況を調べてもらった💦。


なるべく早く検査しよう。



そういう意味では、

この記念日には助けられていて、

いつもガンガンに

前だけ見ている自分にとっては、

自分を見つめ直す

大切な節目の日なのである。




今日はいつものように、

少しでも患者さんを待たさないように、

必死に診療した。


往診もして、内視鏡もした。



午後に面会した方からは、

ある病気に罹った事を告白された。

"青天の霹靂でしたよ"

と言われ、ドキッとした😲。


23年前の自分もそんな気持ちだった。

決して忘れてはいない。


患者さんではない方からの話だったが、

その気持ちが

充分に理解できた。


頑張って克服してもらいたい。

少しでもお役に立ちたい。

そんな気持ちだった。




助けてくれた小山教授に感謝して、

癌になっても生還できる身体に育ててくれた

両親に感謝して、

元気に診療をやれている自分を

常に支えてくれる周囲の方々に感謝して、

また一年、元気に生きたいと思う。


元気に生きて,

元気に診療して、

患者さんを元気にしよう😃。


それが自分の本分。



こんな記念日だが、

診療を全うしてから、

ダッシュで💨東京駅に向かい、

終電に飛び乗って新潟に向かった。


明日は

日本ヘルニア学会学術集会。


元気になるために、

一番高そうな駅弁を買ったが、

あまりご褒美にはならなかった😢。



明日はお勉強で休診になるが、

その分、たくさん勉強して

武蔵村山にフィードバックしよう。


明日から24年目。

さあ、行くぞ〜❗️