Seattle

高校一年生の夏休みを使って、

シアトルにホームステイした。


約2ヶ月間のプログラム。


これからは英語が必要だよ!と

言われ始めた時代。


もちろん、ネットもなければ

メールもない。


連絡手段は、手紙と

通話料が高額な国際電話。


お金はキャッシュか、

トラベラーズチェック。


1ドル160円くらいだった。



情報が少ない中で、

未知のアメリカ合衆国🇺🇸に突っ込んで行った。


ヒヤリングの教育がない時代で、

英語は座学しか学んでいない不安。



そんな15歳の少年に、

心からの愛情をたっぷり与えてくれたのが

ホームステイ先のVIC&LINDA


アメリカでの両親だ。


一人で家庭に入り、五人家族に加わり、

英語でのコミュニケーションだ。


もうやるしかなかった。


だが、直ぐに不安は払拭されて、

愛情いっぱいに

家族として受け入れてくれ、

かけがえのない2ヶ月を過ごすことができた。


この二ヶ月間の経験で、

ヘタクソながら、少しは英会話ができる。



15歳は15歳なりに、

深い感謝の気持ちを持って、

必ずやいつの日か、

お礼を言いに訪問したいと永年思っていた。


人生においてのやり残し…と言ったら、

真っ先に答えていた。


その願いを、今春、

家族が代役で叶えてくれた。


そして、35年前には考えられなかった

ビデオ通話。


世界がこんなにも近くなったことを、

改めて実感した。



相変わらず陽気なアメリカン。

とにかく元気でよかった。


近いうちに、

本当に行くぞ〜‼️


I'm definitely going to Seattle 

in the near future‼️