端的只今

半世紀を必死に生きた証として、

自叙伝を発刊した。



お世話になっている方々に紹介し、

来院してくれる患者さんも買ってくださり、

予想以上にたくさんの方々に読んでもらえた。


敢えて、読みやすく書いてあるので、

"単純に本として面白かった"

"内容が濃くて驚いた"

などなど、

予想してない所感を

たくさんいただいた。



とてもとても嬉しかった。




ABLAZE八王子を主宰する

咲間"不良先輩"ヒロト代表。


突然、連絡があり、

明日、ちょっとお見せしたい物がありまして…

との事で、

突然来院してきた。


玉手箱から何が出てくるかと思ったら、

ブラジリアン柔術の黒帯。


そこの刺繍に

"端的只今"

を入れて、

わざわざ見せに来たのだった。



端的只今といえば、

恩師の小山勇先生からいただいたお言葉。

クリニックの受付に掲げてある。

クリニックの宝物。


自分なりの解釈は自叙伝に書いてある通りだが、

とにかく日々を真剣に大切に生きている。


その言葉を調べ上げ、

感銘を受けて、黒帯に刺繍してくれたようだ。




ブラジリアン柔術の黒帯は、

自分の理解では神聖なもの。


選び抜かれた柔術家だけが巻くことができる。


そこに我が恩師の座右の銘を刺繍してくれた。


嬉しいだけではなく、ありがたかった。



この言葉のように、

共に生きていきたいものだ。




不良先輩

ありがとう。


背筋を伸ばして生きていこう。