大晦日のRIZIN33

素晴らしい興行で、
心から楽しませてもらったのだが、
終わってみたら新年早々から、
シバターvs久保 の八百長問題で
話題が絶えない。

本当に悲しい。



扇久保博正のトーナメント制覇
サトシの防衛
朝倉未来vs斎藤裕の激闘
五味隆典の立ち振る舞い
そして、浜崎朱加の激闘…

正月になっても
試合の話は尽きないと思っていたが、
非常識な2人が
コツコツと築いてきた総合格闘技の
ブランド
歴史
を壊し始めた。


修斗から始まり、
船木さんや鈴木みのるさん達が
"真剣勝負"
だけを求めて始まったこの世界。

もちろん当時はSNSなどない時代だから
コソコソと"申し合わせ"などできないが、
考えられない言動だ💢。


自分はPRIDEのリングドクターではなかったが、
PRIDEの会場に
PANCRASE所属選手の専属ドクターとして
何度も足を運んだ。

近藤有己
高橋義生
前田吉朗

PANCRASEは徹底していて、
ドクターでさえも、
自前で用意した。

相手と同じドクターでは何があるかわからない…
と聞かされた。


そして、控室のケータリングも
選手は全く手をつけなかった。
禁止🈲

毒が入っている可能性もある…
と聞かされた。



このくらい徹底していた
総合格闘技。
そして対抗戦。

控室の緊張感はもう半端ではなかった💦。


そんなことまでも経験しているので、
今回の八百長問題は、
もう自分の常識では考えられない。

呆れるばかりか、悲しみさえ覚える。

支えている選手だけでなく、
全ての格闘家が気の毒だ。
そして歴史を作ってきた先人達に失礼だ。


RIZINは早く事態を終息させてほしいと思う。


そして、"格闘家"の定義を
決めなければならない。

YouTuber
元K-1選手
が格闘技のルールで試合をしたら、
格闘家なのか❓

線引きは難しい。
だからこそ、
ライセンス制度も必要だろう。


そんな事を切に思う毎日だ。

そろそろマスコミもファンも
この話題を取り上げないようにしよう。

それが一番の解決法かもしれない。


自分は惑わされない。

信じている。



これからも、

真剣勝負の舞台で命をかけている

格闘家を応援しよう。