新型コロナウイルス
ワクチン予防接種を
一生懸命頑張っている毎日。


順調なうちは、
市内在住者と、
市外在住者はかかりつけに限定。
という抑制措置。


ワクチン不足で供給不足になると、
リザーブワンのように工夫して打て!。
という促進措置。


仕方ない理由なのだろうが、
政府と自治体に振り回されている
今回の予防接種事業だ。


大盤振る舞いの職域接種。
通常診療を忘れている接種者数の過大目標。


政治家や官僚は
パフォーマンスだけでなく、
自分の足で現場をしっかりと見てほしいと思う。

マスコミは
話題作りだけでなく、
偏った出たがりDr.の意見だけを
尊重しないでほしいと思う。





そんな事を感じたのは、
日曜日の都議会議員選挙結果を見たからだ。


武蔵村山市は
東京23区から離れた多摩地区。

多摩地区の中でも、北多摩地区。
そして西部地区。

"北多摩西部"
という、奥多摩の次に
カントリー、ローカル…
といえる場所だ。


現場に頻繁に足を運んで、
同じ目線で物事を客観的に見て
現場の声に耳を傾けてくれ、
叶っても叶わなくても、トライしてくれる。




そんな、
医者で言えば
赤ひげ先生
のような政治家の先生が
トップ当選した。




自分は偏った政治観や宗教観は持っていない。
当然、どこかの党員でもない。

だが、この地のために
汗を流してくれる
真の政治家の先生が
地域に信任され、選任された。


久しぶりに嬉しかったが、
そんなことよりも
選挙って正直だと、
初めて思ったのだった。

実績や結果によって得た信頼は、
長い年月をかけて得るものであって、
その時代の流れやブームに乗ったり、
机上の空論を言ったって、
任期中に化けの皮は剥がれる。

それは歴史が物語っている。
有権者は騙されやしない。


今回の混戦と言われたこの地区での
ぶっちぎりのトップ当選は、
長年かけて築いた信頼と実績、
信用や尊敬からの結果だと思う。


改めて、
選挙って、有権者って、
正直だ💦と思った。


自分も投票に行った。

この歳になって、
この立場になって思ったことは、
国政選挙よりも地方選挙の方が重要だ、
ということだ。


自分のような一開業医は、
国の施策がどうであろうと、
そんなに影響はない。


実際、地域選出の国会議員は、
形だけ地元に来ることはあるが、
現場を個別に回ることはなく、
挨拶すらされない。
相手にされていないのかもしれないが…。


持っているお金や動かせるお金を考えたら、
この時代でも国会議員が力を持っていることは
誰もがわかっている事実。


でも、お金でも権力でもない…
という事を考えて、
現場のリアルな現状を
見て、聞いて、肌で感じている…
そんな政治家は地方議員だ。


本当にありがたいと思う。



こちらからの要望だけでなく、
これからは我々も、
行政からの要望もしっかりと受け入れ、
国のため…
の前に、
地域のために
しっかりと確実に
一歩一歩歩んでいきたいと思う。