昨日はRIZINの榊原社長の会見…というより決意表明の様な放送があった。
自分は運営には全く関わっていないのだが、たまたまその放送を見た。
感じた事は、とにかく格闘技団体経営の難しさ。
榊原社長とは面識もないが、とても格闘技愛が深い方で、正直に話されていた印象を持った。
考えている事は、この国の格闘技界の事。
ジャパニーズMMA全体の事。
クラウドファンディングに委ねる様だが、これは何度もできることではなく、何度もやるべきではないし、やってはいけない。
一回二回だから許される事だと思う。
そんな事は当然わかっていても、背に腹は変えられず今回の呼びかけになったのだと察知する。
日本が誇る格闘技興行 RIZIN。
とにかく、ガムシャラでも頑張ってほしいと思う。
先週は、八王子駅前に格闘技ジム
ABLAZE八王子
をオープンした、咲間 "不良先輩 "ヒロト選手へのお祝いがてら、ジムを訪問した。
コロナ禍の真っ只中に、感染リスクが高いと言われているジムをオープンした咲間君。
正直、無謀だし、やるべきではないとまで思ったが、ジムを訪れて考えが変わった。
悲壮感は全くなく、拘りが少なく、とにかく開放的な公共施設の様なジムで、みんなが楽しそうに運動していた。
咲間君の経歴が、現在の明るいキャラクターと相反するので、どういう雰囲気のジムになっているのか想像がつかなかったのだが、この雰囲気が現在の咲間君の生きている世界なんだと改めて思った。
彼にとっては格闘技選手生活は"セカンドキャリア"で、このジムが言うならば、"サードキャリア"なのかもしれない。
寄り道をしたわけでもなく、無駄な時間を過ごしたわけでもないことを証明するためのスタートだとも思う。
目的がエクササイズなのか、健康管理なのか、プロ格闘家育成なのか…わからないが、そんなものはどうでも良いと思う。
正しく生きて、一生懸命に生きたら、その結果が形になって出てくると思う。
咲間君の夢に少しでも協力できるように、メディカルサポート機関として、武蔵村山さいとうクリニックとABRAZE八王子は提携した。
自分が格闘技界や、慕ってくれる格闘家にしてあげられる事は、お金を渡すことではない。
やはり、常に大怪我と隣り合わせの競技だからこそ、ドクターとして身体を守ってあげることだと思っている。
いつでもどんな外傷でも、気軽に診療してあげられる関係の構築が何よりのスポンサードだと思う。
そう自負して、長年に渡りリングドクターとしてやってきた。
これからもABRAZE八王子には自分なりの形で尽力していきたいと思う。
失礼ながら越智君はマイナーなのかと思っていたら、道場生の皆んなが越智君の来場を喜んでいた😊。
さすが現役チャンピオン。防衛戦は負けられないよ。
どん底から這い上がった人生の夢の途中。
咲間君のジムを訪問して感じる事が多くあったので、この深みのあるラーメンは一生忘れない味となった。
咲間君、独立おめでとう🎊。
格闘技が社会貢献できるスポーツだということを見せてくださいね。