直弼かごの修復について


かご本体と担ぎ棒を繋ぎとめている蔓(つる)。
葦を材料に曲げ加工を施してありました。



井伊直弼のかご修復事業 NPOリンクス-かご外観

これが破損していたため、

葦の本場、近江八幡の佐々木工業㈱様の
職人さんが試作をしてくださいましたが、
同材料での作成は難しいようです。


メールによると

「先日から蒲芯で色々な事を試していましたが
やはり駄目でした。
全て曲げる所がつぶれてしまいました。
昔に彦根の曽根沼などの湿地帯に蒲芯があり 
伸びのいい蒲で生の水分がまだ有るころに
曲げたのでは無いかと推測します。
現時点では製作不可能です。」


とのこと



さて、どうしようかと思案ですが・・・。


昔の方の技術と知恵って、すごいと

思いませんか。


今週も修復は進みます。


直弼かごの内部には、
座って正面に、小さな机が設けられています。
以前にも紹介しましたが、新幹線の
テーブルのようなもの。


この机のなかほどに一輪ざしを差すような器具が
ついていました。



井伊直弼のかご修復事業 NPOリンクス-18



直弼の風流さを思わせる一品。

かごに乗りながらも、

一輪ざしを愛でながら
句でも読んだのでしょうか。



その机の修復が今週できました。

木製の机の周辺部が傷んでいましたので
井上仏壇さんから、お仏壇宮殿師の田中さん
(つぼ忠さん)に頼んでいただき、完成。

きれいに仕上げていただきました。
さすが、彦根仏壇。


上の写真は修復前の写真です。





見学希望の方は、ご案内できますので
links@canada-life.info
までお知らせください。

修復のご寄付も受け付けております。

一口=3000円。


よろしくお願いいたします。