染名古屋帯「葡萄唐草」
京都髙島屋で開催されます「秋の銀座名店
会」パンフレット掲載品です
文様化された葡萄唐草ですが、きっちりと
した左右対称にせず、少し柄を歪ませてい
ます
葡萄は金銀泥、葉や蔦はグラデーションと
色使いを楽しみました
前柄は配色数を抑えています
祖父が作った白上がりの葡萄唐草が原案。
40〜50年ぶりに見つけた時にブログにも
アップしました。
恐らく訪問着にしたのだと思いますが今回
は染帯として復活です。他にも似た下絵が
何枚もあったのですが帯としてバランスが
いいものがなかったのでこれを少し縮小、
柄を足して調整しました。
染分けに金泥仕上げもいいかな?と思い少
しアレンジした柄で金加工用の型を作りま
した
京都の催事に間に合う様に只今製作中です
こちらも金銀泥の葡萄唐草(市松の地紋)
同じ葡萄でも印象はかなり違いますね