佐々木禎子著
「着物探偵 八束千秋の名推理」
札幌にある「八束屋」は古着も扱う
呉服屋。イケメン和装男子の若い
店主「八束千秋」の着物に対する
愛情・情熱は人一倍。
持ち込まれた着物を「盗品」と見分
け、窃盗犯逮捕に貢献して地域の
巡査からは「着物探偵」と慕われる。
でも、ちょっと無愛想・自惚れ屋の
へそ曲がりかな?
ブラック企業でこき使われボロボロ
になった若いOL「あまね」。偶然に
居合わせた八束屋で窃盗犯逮捕
に貢献した事から住み込みのアル
バイトに。
徐々に着物を着こなせる様になり
ながら千秋と一緒に連続放火事件
を解決していきます。
あまり恋愛に発展しなかったのは
続編があるから?
TOブックス 本体650円+税
平成28年3月1日 第1刷発行
なんで、私が推理文庫のご紹介か
と言いますと・・・
昨年、著者の佐々木禎子さんから
昔の着物や、呉服屋の特徴につい
てご質問がございまして。
お話しした事がどんな風に描かれ
ているのかな?って、普通とは違う
楽しみで読めました。