70年前の今日、昭和20年8月9日
B29による連日連夜の無差別爆撃に加え
8月6日広島に原爆投下、そして9日には
長崎にも原爆が投下されました
一般市民を殺戮目的とした空襲と原爆投下
は戦時国際法違反の許されざる非人道的
行為です
また、和平交渉の仲介を期待していたソ連
は昭和21年4月5日まで有効である日ソ
中立条約を一方的に破棄し、突如8月9日
に奇襲的参戦
これは平和の実現を目的としたものではなく
樺太・千島・北海道北部の日本国土と満州
における権益を奪うためもの明らかな侵略
行為です(北海道占領は免れましたが)。
8月15日に戦争終結に関する詔勅が発せ
られ、戦闘地域では停戦、武装解除が行わ
れましたが、15日以降もソ連は攻撃し続け、
支配地域の拡大を図りました。その間各地
では悲惨な状況が繰り広げらたそうです。
非戦闘員(民間人)への無差別爆撃による
史上最大の大量虐殺、敗戦間近に条約を
無視しての侵略行為、戦勝国の仕業です
平和は微妙なバランスの上に成り立って
います。 日本国憲法の前文には「平和を
愛する諸国民の公正と信義に信頼して」
という文言がありますが、一方的に信頼し
ても危険ですよね
平和は戦争や紛争と裏表、一緒に考えなく
ては意味がないと思っています