叔母が脳梗塞で倒れた③ 回復の経過 | naosukeのきままなブログ

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和物好きな、服飾系店番人の日々の気づきや発見、さまざまなことを気ままにつづっています。
くいしんぼうなので、食べ物にも興味深々(p_-)

深夜0時過ぎに到着した病院

CTの結果、脳梗塞だと思われる

(断定にはMRIが必要らしい)

当直の医師からは厳しいコメント


このまま意識が戻らない場合もある

意識が戻らないまま肺炎などを併発して

亡くなる可能性もある


意識が戻っても今回のこ脳梗塞は結構

重いので後遺症が残るだろう、実際に

右側に麻痺がみられる


血液をサラサラにする薬を服用しても

脳梗塞再発の可能性が高い


リハビリには体力がいるので86歳の高齢

にはリハビリも厳しいだろう


「脳梗塞は治療して治る」というものでは

なにので、様子を見守るしかない


気休めでも楽観的コメントが欲しいところに

厳しい現実を突き付けられました・・・


2時過ぎにタクシーで帰宅

翌日は救急の病室から一般病室に移動

ナースステーション目の前の病室

酸素マスク、点滴、鼻から栄養

見ていて辛くなります


「本人はわかるから声をかけた方がいい」

学生時代からの友人が看護師なので相談

したらアドバイスをくれました


ヘルパーさんや近所の方、母が電話をした

時間から推測すると10時間ほどひとりで倒れ

いたようです



「もう、ひとりではないよ、安心していいよ」

声を掛けたり、手や足を摩ったり

テレビドラマで意識のない肉親に呼びかける

シーンを思い出します

まさか自分かその立場になるなんて・・・

でも、きっと通じていると思い呼びかけました



回復の経緯

倒れた翌日、意識が戻って薄目を開ける


②その翌日は数分間目を覚ますが朦朧として

 いる。手を動かして布団を掴む、和裁をして

 いた為か布を手繰る仕草をしています

 足は動きませんが腕は大丈夫そうです


③目を覚ましている時は人影を追う様に首を

 動かし、単音を発する様になる


少しづつ、起きている時間が長くなるが言語

 がだめ、あうあう、うがうがで通じず

 酸素マスクがとれる、経鼻栄養の量が増える


⑤足を持ち上げるとすこし筋肉の動きを感じる

 ようになる

 グーパーは出来るがチョキがうまく出来ない


⑥本人は喋ろうとするがあうあう、うがうがの状態

 は変わらないが一部の単語が聞き取れる


⑦車いすに乗せてもらうと足が動かせる事を確認

 出来た


⑧昼食が流動食になり口から食べられるようになる

 (疲れて半分しか食べられない)

 口から食事を取らないと口の中の細菌が増えて

 臭くなるそうです


⑨先生の回診で「まだ死ぬ訳にはいかない」ような

 事を訴えた、この気力があれば少し安心

 本人は一方的にしゃべる(昔から人の話は聞か

 ないタイプ)

 こちらの話はあまり理解出来る時と出来ない時が

 ある


⑩短時間ではあるが言語、手足のリハビリが始まる



入院するとすぐ転院先の検討も始めなければなり

ません。入院当初は寝たきりが前提だったので

療養型の施設になるとばかり思っていました


しかし、回復してくるとリハビリをしてくれる病院という

選択肢が増えます


高齢なのでリハビリ可能かどうかはわかりませんが

すこし希望が持てるようになりました


入院時の厳しいコメントのお蔭で少しの回復でも

希望につながりました


回復が確実でない状態では厳しいコメントにならざる

を得ないんですね