一人暮らしの叔母が
脳梗塞で倒れてました
発見した時は、ほんと血の気が引きました
(先月のことなんですが)
以前にも軽い脳梗塞で入院した事があり
薬は飲んでいても再発の可能性はあると
医師からは言われていましたが・・・
実際に一人で倒れているなんて思って
もみませんでした。と言うより、本当はそんな
事を考えたくなかっただけかもしれません。
叔母 私の父の一回り上の姉、昭和2年9月
生まれの86歳
子供はなく、長唄三味線の師匠だった叔父も
既に亡くなっており生まれ育った下町で一人
暮らし
下町のよくしゃべるうるさいおばちゃん
京塚昌子さんがうるさくなった感じです
叔母が頼りにしていた私の実父は14年前に
亡くなり、私がその役を引き継ぎました
昔から孫の様に可愛がってもらいましたから
介護認定は1、ヘルパーさんは週2回
負けず嫌いなのか、人に頼ることを嫌がり
介護サービスを利用する際にも一苦労でした
ケアマネさんの提案よりもヘルパーさんの利用
回数は少なく最低限に抑えてました
ヘルパーさんの回数を増やそう
センサーを付けて万が一の時は警備会社が
来てくれる安否確認のサービスを検討しよう
と言っても
自分まだ大丈夫
警備会社に鍵を預けるのは嫌だ
と言って先送りにしていました・・・
父が亡くなってから10数年、だいたい毎晩電話を
しています。最初は叔父がボケ始めて叔母の
手に負えない時のなだめ役で電話したのが始まり
叔父が亡くなってからは叔母の話相手と安否確認
の様な感じで電話をかけ続けました
でも電話は「今日は無事だった」と安心は出来たと
しても、万が一には対応できないのですよね
今回も、夜の9時半に電話したけど出ない
お風呂かな
10時にかけても電話に出ない
10時には私が電話するのでこの時間はお風呂
に入らないはず
たまたま続けてトイレに入っているんだけさ
寒いからトイレが近いんだろう
不安な気持ちを家内に言いながら何度か
かけても電話に出ません
10時半に電話しても出ない
これは
おかしい
すぐに着替えて出る準備をしました
晩酌をしていたのでタクシーを拾い、夜の首都高
は空いていますから40分足らずで到着
車中ではきっと無事だど言い聞かせながら・・・
叔母の家に着くと台所の電気は点いています
合鍵で入るとテレビの音も聞こえます
「なんだ、普通だ」と茶の間の戸を開けると
叔母がうつ伏せて倒れていました
息はありますが目は半開きで呼んでも応答
しません
なんてこった
と思ってもどうしようもありません
まだ、生きていてくた、間に合ったと気を取り
直して119番。救急隊が来るまで手をさすり
名前を呼んだり話しかけ続けました
つづく