今回は会場の駒形どぜうのお話。
越後屋助七が寛政13年(1801年)に創業。
越後の出身かと思いきや武蔵の国(埼玉県
北葛飾郡松伏町)出身。
どぜうの丸鍋を始めた店として知られます。
お店発行「どぜう往来」夏号にはご主人と
鈴木治彦さんとの対談が載っています。
歌舞伎「慶安太平記」江戸城堀端の場
丸橋忠弥の台詞
「朝飯に迎え酒で二合飲み、それから角の
どぜう屋で熱いところをちょっと五合・・・
角のどぜう屋とは駒形どぜうの事ですが、
芝居の舞台は三代将軍家光の時代。その頃
は駒形どぜうはまだありません。
どぜう往来14号には「これは当店を贔屓に
して頂いた黙阿弥先生の作り話です。」と。
台詞の後半
ここで三合、かしこで五合拾い集めて三升
ばかり。
丸橋忠弥は随分と飲んだ訳ですね。
歌舞伎塾の〆はどじょう鍋か柳川鍋です。
もちろん、三升も飲めませんがお酒も・・・
どじょう鍋はカルイウム・ビタミン・鉄分
等が豊富に含まれるスタミナ食です。
実はコラーゲンも多く含み美容食でも
あります。
料理で出てくると写真の事は飛んでしまい
ます。
明るいうちのお酒は効きますね~