母は献灯の代わりに毎年献句をしています。
献句は新年・春・夏・秋・冬の5句です。
「あらたまの闇へ篝の火の粉かな」
半紙に清書して神前に供えられます。今年
は幸いにも5句のうち4句選んで頂き母も
嬉しい様です。
「離より笛の音春の雪降れり」
手続きのため社務所に入った途端に土砂降
りでまた雨宿りです。
「薫風や髪一束に調教師」
空が少し暗くなったので献灯が映える様に
なりました。
「寒林や星落ちさうな山の宿」
東京都心に降った雨は直ぐに海へ流れます。
水源地にも振ってくれればいいのです