国立劇場で文楽鑑賞は10数年振りです。
ゆったりとした太竿三味線のひびきと
七五調の台詞、日本人の心に染み入り
ますね。まずは一谷嫩軍記です。今月
の歌舞伎座、熊谷陣屋とダブりました。
歌舞伎と文楽、両方で味わえました。
以前、稚魚の会でも見ましたので三者
三様でした。
その次は曽根崎心中。今まで心中物は
あまり好きではなかったのですが世話
物の美はここにあるのかな?天神森の
段、5梃5枚の迫力ある演奏。歌舞伎
よりも人形の方が健気に見えて心中物
にはピッタリでした。
次回の公演は9月です。
通し狂言、伊賀越道中双六です。今月
は家族分のチケットとれず一人で観劇。
次回は家族分を取らねば。